アメリカの大学受験・・・APテストを更に分析
アメリカで大学を受験する際にどうしても無視できないAPテスト。
普段ブログでは”AP=大学レベル”と一言でまとめていますが、
科目毎に難易度にかなりばらつきがあるので、ここで紹介しておく事にしました。
親としては子供に”沢山取りなさーい”と言いたくなるものですが、
どうも見ていると思ったよりも大変なようで・・・うちの子だからか?
あらかじめ、この難易度がわかっていたら少しは参考になるかもしれません。
テストを主催しているカレッジボードが毎年結果を発表します。
今年のデータは今少しずつツイッターで発表されているらしく、
それを速報でまとめて表にしている会社もあります。
とりあえず去年のものをここに載せておきます。
大きな流れはあまり変わっていないと思います。
Chinese・中国語は受験者の9割以上が合格点(評価3以上)、
最高評価の5を取る人が6割以上です。
逆にPhysics1・物理学1の半数以上が合格点を取れず、
5の評価を取った人はたったの5.7%です。
ここで5を取ったらすごいですね。腕に自信のある人は是非受けてもらいたい!
物理学2も似たように合格率は低いです。
その他に点を取りにくいのが
Environmental Science・環境化学、English Literature・英文学で
受験者の半数以上が評価2以下です。
Government & Politics United States・アメリカの政治学や
Human Geography・人文地理学は前年の合格率が5割を切っていましたが、
少し高くなりました。
逆に8割以上が合格点を取る科目がいくつかあります。
人気科目は30万人以上が受験しますが、
Japanese・日本語の受験者は今回も2千5百人弱とダントツの人気のなさ!
しかも日本人じゃなくて日本語に普段接してない
真の外国語としての受験者は半分しかいないみたいです。
あーせめてあと4年、うちの子が受験するまでなくならないでいて下さい。。。
それからうちの子の学校のカウンセラーなどは
”APなんて必要ない”という態度でしたが、
受験を終えて”そんな事はない”と声を大にして言いたいです。
もちろん受ける学校にもよるでしょう。
数ではないし、沢山取ってなくてもアイビーに合格する子は合格しています。
でもその場合は、スポーツとかレガシー(親がその大学出身者)だったり
他に強いものを持っています。
少なくともGPAの算出の際にAPレベルの授業を取っておくのは優位な事です。
勉強を頑張ったらそれは当然評価してもらえます。
また授業がなくて自分でオンラインで勉強してテストに臨むという
素晴らしい学生がこの世の中には存在するでしょう。
そんな時、この難易度を考えて、
どこまでオンラインで独学できるか参考にしてもらいたいと思います。
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