Promotion・中学の卒業式

パロアルトの公立学校は夏休みに入りました!

早い。

いつも早すぎてサマーキャンプを探すのに苦労します。

 

我が家では中学・高校と卒業式がありましたのでその様子をご紹介します。

まずは中学。

こちらではPromotion Ceremonyと呼ばれ、

式の最後に高校生として認められる宣言のようなものがあります。

小学校の卒業式もPromotion。彼らは中学生になるから。

Graduationと呼ばれるのは高校。義務教育から卒業します。大学もGraduationですね。

 

 パロアルトは年々生徒が増加して、会場となる学校の中庭ではもう狭いくらい。

敷地内のベンチに座りきれなかった親達が両脇に沢山いました。

席は詰めれば座れる所も沢山ありましたが、ギチギチは嫌なんでしょうね。

 

生徒達も

以前は一人一人時間をかけてCertificate・証書をステージ上で手渡されていましたが、

もうステージでは握手と写真くらい。

後からCertificateをピックアップしに行く形に変わりました。

生徒の名前も以前は学年担当のカウンセラーが全員の名前を呼んでいましたが、

名前は多種多様な上に間違ったら大変。

何百人もいるから、

カウンセラーは時間をかけて授業時間にリハーサルをしていました。

 

今年はアドバイザリーの先生(担任みたいなもの。

クラスがないので勝手に先生が割り当てられます。

だから授業も取ってなくてあまり知らない先生の事も有り。)

が自分の担当の生徒の名前を呼ぶ形に変わりました。

だから先生も壇上に次々と登場します。

流れ作業のように証書授与の式典が済みました。

 

あと生徒の余興ですが、

式典前の着席時にクラシックギターの演奏(これは上手だった)。

式典の途中に中国舞踊と女子二人によるカラオケ?でした。

これもオーディションにより選ばれた子。実力というよりもその勇気を讃えたい!

どうしたらこんな積極的な子供に育てあげられるのでしょう?

 

校長先生のスピーチ。自分の時は長い〜うざい〜でしたが、こちらはちょっと違った。

 

彼女はステージ上にギタリストを呼び、すぐに歌い始めました。

結構いい声だなぁと思っていたら、

急に子供達が一部立ち上がり一緒に歌い始めました!学校のコーラスの子達です。

これは良かった。曲もヒットチャートにあったポップスです。

その後、コーラスの子達がもう一曲。

 

締めて1時間半!偉い!

外で眺める方は長いのは結構つらいですからね。よくこの時間に収めました!

 

子供達は学校内で親達が準備したパーティーへと流れています。

これはオプションですが、毎年、親が本気で飾り付けをした

気合いの入ったパーティーなので大半の子が参加です。

今年はキャンプがテーマで、会場の外には

クリスマスツリーのようにデコレーションされた木々が並んでいました。

今年は結構高かった。50ドル近く。

中で子供達は食べ物、ゲーム、ダンス、フォトブースなどが楽しめます。

 

中学のパーティーでちょっと抜け出して

タバコやドラッグなどをする子が出るのを避ける意味でも、

中に入ったら終わる時間まで基本的に子供は外に出られません。

(でもカープールしている友達のお母さんは早く帰らせたいからと言って

堂々と早めにピックアップしていましたけどね。

うちの子も早く会場から出すために私は一筆入れました。)

 

今年もスカンクなのかドラッグなのか異臭騒ぎがあって、

先生や警備の人たちがグルグル会場近くを捜索していたようです。

電子タバコになるとこういう取り締まりは難しくなりそうですね。

 

夜の10時にはパーティーも終わり、子供達は夏休み突入です!

 

f:id:SiliconValley:20190602130400j:plain

Middle school promotion ceremony

証書授与の様子。結構いい席だったけど、写真に収めるのは難しい。

みんなそれぞれおしゃれをしています。

女の子はメイクしたり、サロンでドライヤーをかけてもらったり。

南太平洋エリアの人たちは民族衣装でレイなどを沢山ぶらさげたりします。

 

そして自分の子供の名前が呼ばれた時に親達が大声で声援します。

これも大抵ラテン系の人とかは元気。日本人はせいぜい拍手くらい。

中には楽器を持ってきて鳴らす人も。

高校はもっと派手になりますので、追ってアップします。