US Newsのハイスクールランキングが発表になりました

カレッジランキングでお馴染みのU.S. Newsから

2019年のベストハイスクールが発表されました。

 

 

この手の記事の紹介をする度にいつも言及しているのが、

ランクに一喜一憂しないこと

私はあんまりランキングが好きじゃありません、という事。

でも、このブログで今までも沢山ランキングを紹介しているので、

全然信憑性がないですね。

どうしても見ちゃうんです。。。

 

パロアルトの高校は

ガンハイスクールが全米195位、カリフォルニア内では21位。

パロアルトハイスクールが全米248位、カリフォルニア内で33位でした。

 

あれ、低いですよね。

昔はガンハイのランクが高すぎて人気が上がりすぎたために、

この手のランク付けをしないように頼み込んで

リストに入れなかった時期もありました。

 

同じランクでもNicheのランクでは

ガンハイスクールは全米13位、カリフォルニアでは当然1位なんですよ。

 

ほらね。ランキングは何を要素にするかで大きく変わります。

だから一喜一憂していちゃいけません(って自分に!)

Nicheはこの辺りの不動産屋さんが

家を高く売りたいために作ったものだという噂もありますしね。

 

確かに学力という点ではパロアルトの高校の平均は下がっているかもしれません。

U.S. Newsにも書かれていますが、少し前に学生の自殺が連鎖した事があり、

それ以降、

アカデミックのプレッシャーをなくすような様々な努力が続けられました。今も。

最近、PALY・パロアルトハイでは

数学のアドバンスコースを取る人が極端に減ったそうです。

 

数年前は中学から高校に上がる際、来年どのレベルのコースを取るかは

中学の先生の推薦で決められ、

レベルを下げる事はできても上げる事は難しい状況でしたが、

今年はまた昔のように生徒の好きなレベルを履修できるようになりました。

 

PALYの前校長先生はAPレベル(カレッジレベル)の授業は

最終2年間に2個ずつのみ許可するという体制を作りました。卒業までに最高で4つ。

 (トップスクールに入るためにAPを10個以上取る子もいるのです。)

今の校長先生はある程度のルールを残しているものの

そこまで厳しくはしなくなりました。

 

こちらの大学受験は成績とテストの点数以外の要素も大きいので、

もう少しのんびり行こうというのが学校の方針です。

親達もここ数年の流れから

あまり子供にプレッシャーがかからない方向にもっていくようになりました。

(一部の強力な親達は除く。主にアジア系。)

 

今年もシニア達の大学結果が出揃ってきましたが、

例年と同じように華々しいものです。

スタンフォードにも相変わらず数名合格しています。

$6.5ミリオン(7億2千4百万円)も寄付しなくたって入れるのよ〜。

↑カレッジ詐欺事件の続報で、ある中国人がスタンフォードに寄付した額です。

 

U.S. Newsではテストスコアや卒業率、

APクラスの多さなどが大きく評価されます。

 

ぶっちゃけ西海岸だったらアジア系がどれだけ多いかで違ってくる訳です。

(アジア系は大抵スコアが高いから。)

 

案の定、カリフォルニアで1位のWhitney High Schoolを調べてみたら

アジア系が78%、白人は4%。学生の96%がマイノリティーでした。

生徒の100%がAPテストを受けているって凄い!恐怖すら感じてくるわ〜。

 

この手のランクに入ってくる学校は大体お馴染みの所です。

今回SFベイエリアからはサンフランシスコのLowell High Schoolがトップでした。

全米54位、カリフォルニア6位で、学生の63%がアジア人です。

 

なお、このランクはパブリック・公立校のランクです。

年間何万ドルと授業料を払うプライベート・私立は入っていません。

プライベートは多種多様なので、

これをひとつにランク付けするのは至難の技でしょう。

情報も開示していない学校が多いです。

プライベートについて調べたかったら、

口コミ情報などひとつひとつ丁寧に調べていかなくてはなりません。

 

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