なかなかやめられないインスタカート
コロナ禍で行動制限が始まってすぐに始めたのが、
お買い物サービスのインスタカートです。
ウーバーイーツのようにウェブから買い物カゴに入れると、
ドライバーが代わりに買い物をして届けてくれるというもの。
コロナ騒動になったばかりの頃は買い物に出るのも怖かったから
高いのも承知でメンバーになりました。
メンバーシップ代を払うのと、ドライバーへのチップも払う。
お店の商品は、大体のものしかウェブにはなく
その日のセール品とかいちいち更新しない。
さらに行動制限が始まった直後は注文が殺到し、
あっという間に予約枠が埋まって3日先まで商品が届かないような有様だった。
しかも自分で買う訳ではないので、
バナナだったら青いのがいいとか(記入欄はあるのだけど)
野菜を買ってもビニールに入ってないとか
入ってても結び方が気に入らないとか
何かと細かい事が気になった。
アジア系スーパーで中華まんを注文すると
肉まんの代わりにロータスまんとか訳のわからないものが来たり
(実はコレ美味しかった)
絶対あるはずなのに買い手が知らないから”なかった”と言われたり。
その日の夕飯のメインにしようと思うものが届かなかった事もある。
頼むたびに何かとイライラがあり
”パンデミックが終わったらすぐにやめてやるーーー!”と
ずっと思っていたのでした。
それが、しょっちゅう使っているうちに慣れるものですね。
トイレットペーパーとか除菌用品などは当初ウェブには出なかったので、
担当者が買い物を始めたタイミングで
テキストを入れて特別に探してもらうなどの技も身につきました。
間違えて物を買われてしまった場合は
ウェブから簡単にキャッシュバックできます。
この辺の便利さはアメリカならでは。
スーパーだけだった加盟店がどんどん増え、
今ではドラッグストアや文房具、
セフォラやディズニーストアまで買い物ができる。
コストコはメンバーでなくてもオッケー。ちょっと高めだけど。
インスタカートだけのキャンペーンもちょくちょく行われていて、
すごい時には100ドル以上買ったら75ドル割引というクーポンが来た!
しかも3回まで使えたので、
電球とか消化器とか訳わからない物を含めて2回も買ってしまった。
スーパーの数もめちゃくちゃ増えて、
普段ちょっと遠くて大変な所とか、
治安が心配で行かないお店でも買い物ができるようになりました。
韓国系やインド系、イタリア系、メキシコ系、中華系、
プロ向け、ディスカウント店、
なにより嬉しいのが日系スーパーが追加された事。
という事で、ワクチン接種も終わって
もう普通に買い物に出てもいいんだけど、
なかなかインスタカートから抜け出せない今日この頃。
企業自体も急成長で注目株らしいです。
インスタカートを頼む回数に比例して
お腹まわりのぶよぶよも増えています。
そろそろやめる時期を模索する時期なのですが・・・。
どうなる事でしょう?