【スポット情報】米国(サンフランシスコ):カリフォルニア州北部の山火事拡大に伴う注意喚起(新規)

山火事が拡大中との事。領事館からのメールです。

 

●カリフォルニア州北部シャスタ郡において発生中の山火事は,延焼地域を拡大しており,道路閉鎖や停電など,多くの被害が出ています。
●関係機関や現地報道等から現地の最新情報を入手してください。

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カリフォルニア州における山火事に対する注意喚起

領事館からのメールが来ましたので、いつものようにそのまま転載します。
 

車で追突されまして・・・保険処理編

事故後に発生した保険処理の複雑な手続きのまとめです。

停車中に高校生が後ろから突っ込んできて、私の車が前へ押し出され

3台の車が巻き込まれた玉突き事故でした。

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

保険会社は私の車がFarmer's、相手方がAllState。

一番先頭の車の保険は

ぶつけてきた後ろの車が払う事になったので今回は関係しませんでした。

が、事故後に何人かから言われたのは、

3台の玉突きでは一番先頭の車は真ん中の車が払わなくてはいけないケースが多い

との注意。

つまり今回は私が悪くなくても前の車の修理代を払う羽目に陥る可能性がある。

先頭の車は救急隊とやりとりしてる間にいなくなってしまったし、

後ろの車と情報交換してるのを見たので私は何もメモしていませんでした。

Farmer'sが当初、先頭の車の連絡先をAllStateから教えてもらえなかったので

時間がかかってると言っていたのは、

この辺も保険会社同士でのかけひきがあったのではと思われます。

 〜教訓: いかなる場合でも関係者の連絡先は交換しておきましょう。

目撃者の連絡先もあるとより良いですね。

 

Day1:まずは事故現場から自分の保険に電話を入れ、必要情報を渡し、

指示を仰ぎます。

過去にも何回かかけている事故専門フリーダイヤル。

コールセンターの人から私の意識確認をする簡単な質問や、

落ち着かせよう、リラックスさせようというユーモアや励ましの言葉を

何回ももらいました。

いつもより担当者が親切で時間もかかる所に

事故の大きさがこれまでとは違う事を感じます。

 

その際、自分の事故を扱うクレームナンバーと担当者名をもらいます。

今後はどの作業をするにもこの番号が必要。

〜担当警察官の連絡先も聞いておきましょう。事故の情報はここにまとまっています。

 

Day2:保険会社からクレーム受理確認の手紙。

郵送されてきますが、最近はオンラインですぐに見られます

・・・のはずなんですがね、今回はアクセスしても全然見られませんでしたよ。

そして、過去の経験から

アクセスできてもこのサイトはすぐにクローズされてしまいます。

〜記録は自分でもまめにコピーするのが正解。

 

Day3:Farmer'sからの電話連絡。会話を録音し事故状況の確認。

怪我はないかと聞かれ、どこも痛くないけど身体中がバキバキで左がひどいと伝えると念のために病院へ行けとの事。

〜大丈夫だとしてもその事を証明するためにも行っておいた方がいいです。

 

同日。車の修理を査定するAutoNationの担当者からも連絡。

簡単な契約書のやりとりをします。サインがないと彼らも動けないので早めに。

 

Day4:衝突してきた車の保険会社AllStateから携帯に電話。

事故状況を聞きたいという内容の留守番電話でした。

相手側の保険会社だし、携帯だったし、ちょっとびっくり。

Farmer'sに確認した所、警察が入ったし、

必要情報は提供してあるから返信しなくてもいいとの事。

下手な英語で余計な事をしゃべって不利になると嫌なので無視しました。

この担当者からは合計2回電話が入りますがどちらも無視。

 

Day6:相手側の保険が修理等を担当する事になったので

Farmer'sの無保険者用窓口と障害担当窓口はクローズするとの連絡。

ぶつけたきた高校生の車は親の友達の車。オーナーは海外に滞在中。

車にあった期限切れの保険カード以外、保険の状況がわからない状況だったので、

自分の保険の無保険者用窓口が当初開かれていました。

この時点で初めて相手側にも有効な保険のある事がわかり安堵。

Farmer'sではなく、Allstateのクレームナンバーと担当者名を新たにもらいます。

 

Day7:相手側AllStateの事故担当者から電話。

この後も彼とはひんぱんに連絡を取り合う事になります。

一連のやりとりした人の中でもとにかくマメでしっかりした人でした。

名前や声、話し方からしてアジア系。

 

Day12:車の査定担当より査定が確定したとの連絡。

"over threshold"ですが、判断は保険会社なのでその後の連絡を待ちます。

(修理額が車の流通額の75%を超えている状態。全損の可能性が大。)

 

Day19:保険会社のTotal Loss Specialistから連絡が入ります。

全損スペシャリスト?そんな専門家がいるのかと驚きましたが、どうも手慣れてます。

その後、送られてきた手紙にはお悔やみの言葉?とともに、私の車の査定額の通知。

どうしてその査定額なのかという資料がどっさり。

たぶんここで”なんで自分の車はこんなに安いんだ!”と揉めるんでしょうね。

ざっくり言うとブルーブック(という中古車価格の情報誌)の値段から

保険の免責分をひいた額です。手数料等も上乗せされます。

 

Day20:査定額が決定した後に自分の車の細かいオプション情報が欲しいとの連絡。

ディーラーが車に貼っていたWindow stickerというものがあったら送れというので、

しっかり取っておいた私はスキャンして送りました。

事前の査定額と細かいオプションの差は大した事なかったせいか、

私がネゴしなかったせいか、結局査定額に変更はありません。

 

Day21:保険がカバーするはずのレンタカーを借りなかったので、

使われなかったレンタカー代が丸々振り込まれました。

私の保険プランでは事故から21日間、毎日レンタカー代が出る事になっています。

一連の事故処理で最初の入金です。

 

Day22:全損処理の手続きを郵送でします。

送られてきた必要書類にサインをし、"Title"と呼ばれる車の権利証書を同封します。

同時に家に残っていたスペアキーも封筒に入れました。

UPSやUSPSではなくFEDEXでしたね。ここが一番信用置けるのでしょう。

わざわざ悪名高きDMVに出向いて並ばずに済んだので助かりました。

 

この時点で初めて全損になった車の任意自動車保険の解約手続きを進めます。

事故でレッカーされた時点で解約の連絡を入れたのですが、

修理工場でのやり取りの際に保険がないと万が一の時に困るとの事。

車のタイトルが他に渡った時点で保険は解約するべきなんだそうです。

 

さらに私の車には5種類ものWarranty(保証)が

オプションでつけてあり解約の手続きが必要です。

メンテナンスの前払いパッケージとかタイヤプロテクションというプログラムとか。

契約書には判読不能なほど小さく解約の条件が書いてあるものもありますが、

わからないものも。

車を購入したディーラーに電話し、回り回されようやく担当者にたどり着きました。

これがとにかく大変。

電話では愛想のいい人ですが、全然動かない。次の車の提案だけしてくる。

2ヶ月経っても一向に進みません。

メールの返信もろくに来ない。

担当者は修理代の査定もしたAutoNation。販売もやっています。

 

アメリカでは一度払ったものを返金してもらうのはとっても労力がいります。

今回のWarrantyがいい例です。

今でも定期的に連絡を入れてはいるものの、ほぼ無視され続けています。

 

Day24:全損分がごっそり振り込まれました。

査定額を交渉しなかったとは言え、

それなりにまとまった額だから急にリッチになった気分。

この早さ、アメリカにしては恐ろしい。

まずはFarmer'sが私に支払い、あとから相手方のStateFarmに請求するそうです。

お金を振り込んでまずは口封じという感じもする。

 

Day32:保険の免責分が振り込まれる。

Farmer'sが相手側の保険会社と交渉してくれました。

日々の保険代を安く抑える為に免責額は高めに設定してあったので助かります。

後日、免責額はもう少し低い額に変えましたよ。

 

Day68:ようやくポリスリポートが届く。2ヶ月以上よ〜。

もう一度、音信不通になっているWarrantyの担当者に連絡する。

ポリスリポートは必要らしいので送る。そして再び、メールの返信はなくなる。

 

Day71:通っていた鍼とファミリードクターの代金がAllStateより振り込まれる。

もうこれ以上請求はしませんという契約書にサインをするのが交換条件。

 

事故の場合、むち打ちとか治らない症状の人などもいるし、

私のように肩こりなのか何なのかわからない人もいる。

あるいは後から症状の出る人も。

カリフォルニアは州の法律でこの辺が保護されているらしいのですが、

これを放棄してもうこれ以上請求はしませんという契約をしました。

 

私の場合、相手方の保険会社の人がまめに体調を聞いてきていて、

診療所に通う時も2〜3回で治るといいねなどと釘をさされていました。

6回分請求した所で先方からもうこれ以上は出さないとやんわり言われてましたし、

水増し請求とか本当に面倒くさかったので。

 

その辺の詳細はこちら。 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

もし、もっと治療を続けたい場合は、

保険会社からさらに保険処理番号をもらって通い続けるようです。

弁護士を雇えば、この辺はうまく立ち回ってもらえて

もっと楽に継続できるのかもしれません。

 

AllStateはデビットカードの番号から速攻で振り込んできました。

ほとんど使う事のないデビットカードはこんな使い方もできるのかとびっくり。

 

この支払いをもって、私の今回の事故に関する保険会社とのやりとりは終了です。

ほぼ2ヶ月半でした。

やり取りした担当者はFarmer'sが6〜7人、AllStateが2人。

Farmer'sはそれぞれの窓口で担当者が違う。

最初に教えられる担当者はたぶん上の方の人で現場とは違う人。

現場は子会社の人だし、東海岸だし、複雑で訳がわかりませんでした。

名前だけ紹介されて連絡を取り合わなかった担当者もいます。

電話をしろと言うので掛け直しても留守電。

しかも時差があるので、数日間留守電ばかりの人も。

文句だって誰に言っていいのかわからない。

今回は相手方の保険会社の人とばかりスムーズに連絡をし、

処理してもらった感が高いです。

 

残るは心の傷とWarrantyの返金交渉。

生まれて初めて鍼に通うという貴重な体験もしましたが、事故は面倒臭い!

やっぱり無事故が一番です。

 

 

車で追突されまして・・・全損編

信号待ちをしていた所に後ろから車がつっこんできて前の車まで巻き込む3台の事故。

事故の直後から私の車が全損と認定されるまでの手順です。 

 

私の車と後ろの車はレッカー車でそれぞれ運ばれて行きました。

 

アメリカに来て事故は初めてではなかったので

事故の際にいくつか強く主張しなくてはいけないポイントを少し覚えていました。

そのうちの一つが、”修理工場は正規ディーラーを希望する事”。

 

保険会社は少しでも安く修理をしようとするので、

保険会社認証の小さい工場などで代用部品や手作り部品を使った修理をしたがります。

だから正規のパーツを使うように主張しましょう。

私の保険会社Farmer'sにはオプションで

”修理の際に正規のパーツを使う保険”というのがありますが、

そのプランに加入していなくても、自分が”純正で”と主張すれば大丈夫。

カリフォルニア州では自分の主張する工場で修理できるように

個人の権利が保証されています。

 

もちろん安く済ませたい人や味のある修理がいいわ〜という人はそのままでいいです。

 

レッカー車の運転手には、すかさず持って行ってもらいたい工場を主張しました。

 何故なら私の車は一年に2度もそこでバンパーを取り替えている。

一度目は今回と同じ場所で以前にも追突されて(ブログにも登場)、

その直後、いつの間にか後ろバンパーを当て逃げされていて、

2度目は自分の保険で直したのです。

自分は馴染みがあるし、相手にも私の車の記録がある。

 

実際はレッカー会社が自社に一時車を保管。

保険会社からの連絡を受けて指定の工場へ引き渡すという手順でした。

 

事故直後に警察官からレッカー会社の住所をもらっておくように勧められました。

私は現場でちょうど保険会社と電話中だったので、

電話越しに会社名を伝えてあったから大丈夫だと思ったのですが、

家に帰ったら自分の記憶が曖昧で会社名など頭からすっ飛んでいる!

今、自分の車がどこにあるのかなんてわかりません。

もらった名刺の住所にチェックマークがしてありました。

きっと後から自分の車がどこだかわからなくなる人がいっぱいいるんだろうな。

 

今回はすんなりと希望の工場へ車を運んでもらえました。

以前の事故の時は、まず相手方の保険会社が言う町工場で見積もりを取り、

そこで見積額のチェックをもらい

さらに自分の主張する工場へ行き

差額を追加で保険会社に請求するという順序でした。

 

その時、修理を担当したのがAutoNationという会社。

ここ、最近急成長してるように思うのです。結構強引な所です。

以前ブログにも書いた汚れのようなバンパーの傷で2千6百ドルも請求した所です。

当時、相手側の保険会社指定の工場の見積もりは967.86ドルだったので、

純正パーツを使ったとは言え倍以上の値段の違い。

 

今回も同じ担当者が修理の見積もりを出す事に。彼も私の車を覚えていました。

ここでも”純正パーツでお願い”と釘をさします。

 

1週間ちょっと待って出て来た答えが

"over threshold"

予算超過とでも訳しましょうか。

 

修理の見積もりが、車の流通価格のおよそ8割を超えた時、

その車は修理するに値しないと見なされ廃車となります。

つまり"totaled"=全損です。

 

彼らがパーツを一個一個外して調べた上で見積もりを出したのか

それとも最初からthresholdを意識して、

大雑把にこんなもんでしょって見積もりを作ったのかわかりません。

アメリカ人がひとつひとつパーツを外し、

それを直すという光景がなかなかイメージできないのですよ。。。って怒られるかな。

 

また純正パーツを要求せず、町工場に持って行ったら

thresholdよりもずっと低い見積額になって

自分の車は何ヶ月もかけて修理されて戻って来たかもしれません。

 

あれだけつぶれた車は、

直されたとしても強度が落ちてるから今後運転するのにも勇気がいります。

自分の車は気に入っていたけれど、廃車の見積もりが出て少しほっとしました。

 

"Totaled"廃車と決まった時点で初めて色々な保険作業が動き出しました。 

さて、長い長い事故後のいろんな処理。

続いては保険会社の動きについてまとめます。

 

事故の詳細はこちらを読んでね。

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

 

【広域情報】薬剤耐性(AMR)について

交通事故の長いブログが続いていた所に領事館からの短いメール。

そのままアップします。

 

●薬剤耐性(AMR)とは,抗菌薬(抗生物質,抗生剤)が効きにくくなる,または効かなくなることです。耐性菌が世界中で増え,一部の感染症では従来の薬では治らない,治りにくい場合が生じています。
●薬剤耐性(AMR)の拡大を防ぐために,抗菌薬を服用する際は,医師や薬剤師の指示を守って,必要な場合に,必要な量を適切な期間,服用してください。

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車で追突されまして・・・体調編

信号待ち中に後ろから突っ込まれて3台の玉突き事故。

自分も子供も外傷はなく

少なくとも現場で医療は必要ないと思っていました。

 

子供は素直にまっすぐ飛ばされ、まっすぐシートに引き戻される所を目撃したので

本人が大丈夫と言って普通に行動している以上は

何も必要ないだろうという思いはありました。

むしろ現場でテキパキと行動する姿に

”大きくなったな〜”と感慨すら覚えたりして・・・。

細かい事を言うと、むちうちとか心配ですけどね。

これからテストの点数が落ちないかな〜とかね。

 

子供と比べて、自分はただのデクノボウ。

事故直後はシートベルトの締め付けによる痛みと呼吸が苦しかった。

しばらく放心状態で、保険に電話したのも1時間以上経った後。

当初は体の震えと異常に高い血圧、

右手の震えが激しくペンを持てなかったので

左手で救急の書類にゆーーーっくりとサインをしました。

歩くのも立つのもままならない。ゆっくりとできるけどやりたくない状態。

 

帰りがけに左足の筋を違えたような筋肉痛の強いような痛みに気づきました。

なんで左足だったのかはその後も不明。この痛みは一ヶ月弱で消えました。

ブレーキを強く踏みなおしたのは右足なはず。

当日は何も出血はないし意識もはっきりしてると思い救急車を断ります。

実は意識ははっきりしてなかったというのは改めて文章で書いてみるとよくわかる。

後から思えば興奮状態だったんですね。

 

事故の翌々日、保険会社の人間から念のために病院へ行くように勧められます。

その時は大丈夫だと言ったのですが、

その大丈夫を証明する意味でも行った方がいいと諭され、

そこで初めてファミリードクターへ予約を入れました。

病院はしばらく行ってなくて面倒だし、

この時点では後ろの車に保険があるのかどうかもわからず自腹かもしれない

という思いもあり、割と渋々動いた感じです。

 

その夜になって初めて、左腕に軽い痺れがある事に気付きました。

事故の直後はショックから頭痛や気持ち悪さもあり、

体調に気を遣える状態ではなかったようです。

子供が飛ばされたシーンがフラッシュバックして、睡眠も食欲もいつもより少ない。

ずっと家で動いてなかったので身体中が硬直した状態でした。 

さらに翌日には左を中心とした腰の痛みにも気付きます。

 

事故は後から症状が出ると言いますが、私の場合は後から症状に気づくという感じ。

体の左側がとにかく硬直していて、肩こりもひどい状態。

 

これではいけないと思い、6日目におそるおそる ジムへ行ってクラスに出てみました。

案外いつもと同じように動けたと思います。

ファミリードクターの前にもジムへ行き、サウナで体をほぐしてから受診。

 

ドクターでは事故のチェックアップという事で

背中の開いた検査着に着替えて、ひととおりの体の機能検査をしました。

外傷はなく、身体中がバッキバキだと言う事で勧められたのが、

カイロプラクティックか鍼。

違いがわからなかったので、鍼にしました。骨をバキバキやるのが怖かったし。

日本人かそうでない所かどっちがいいか聞かれ、それも希望がなかったので

家から近い方の鍼を紹介してもらいました。

正直、ちょっと失敗!

 

アメリカではカイロプラクティックの方が厳しい基準があり、

骨をバキバキやっていいのはこちらだけだそうです。

カイロはレントゲンも撮影できます。

 

私が行った所は韓国人経営の鍼ですが、

こちらでも初日にバキバキやられてしまい(違法)、

痛くなかった右側の腰の筋肉を痛めました。

でも鍼を打った瞬間、身体中があったまるのを実感。

その日の帰りはめまいがして心配するほど、血の巡りが良くなったのがわかりました。

あとアメリカでも認知度の上がって来たカッピング。

これも最初の2回は効果がわからなかったのですが、その後から違いがわかるように。

中国式のマッサージは正直痛いし怖いし、つらいのだけど、

帰りには体が別人のようなのでほぼ毎週二ヶ月通いました。

懲りも少し良くなったようです。

運動やサウナも続けているのでその効果もあるけど、診療所に行く方が効果は大きい。

 

鍼の人は終始、

”事故保険はまずおりない””弁護士を通さないと払われない”を繰り返し、

あまり歓迎ムードではありません。

この時点では追突してきた側の保険担当者と何回か話しをして、

彼らが払うから連絡先を診療所に渡すようにと言われていたのですが、

それでも初回分は私が払い、保険がおりなかったら自分が払うと繰り返し通いました。

 

お金を払った初回だけは更年期に効くという漢方のお茶を持ち帰らせてくれました。

これは結構おいしかった。

成分は詳しく教えてくれなかったけど、

高麗人参とターメリック、ミントフレーバーも少しあり。

2回目以降はもらえなかったのが残念です。

 

体のコリはどこからが事故でどこからが加齢が原因だとか正直わかりません。

体が治ったというのではなく、6回1セットで精算する事に。

あとは保険の出方次第という事だったのですが、

これ以上、ここに通うつもりはありません。

 

鍼は初めてだったので腕がいいとか悪いとか良くわからなかったけど、

回を重ねるうちに

この人はそんなに得意ではないのではないかという気がしてきました。 

行けば血行が良くなって体調が良くなるのは確実なんだけど、

マッサージも苦しいし。

保険云々言われるのも面倒臭い。

 

極め付けは、治療院から保険への水増し請求。

彼らは実際の額の3倍以上を請求していました。治療時間も料金も水増し。

問いただすと、Cash priceとInsurance Priceの2種類の額を設定できるからとの説明。

(カリフォルニアでは無保険者が多いので、そういう人には現金価格で安く提供、

保険のある人には高い額を設定する事が医療機関に許されています。

保険があるとより高くつく可能性があるのです。)

2種類設定するのは合法かもしれませんが、この差は何?

施術時間のごまかしだっていけませんよー。

経理担当者の威圧的な態度や急に愛想よく豹変するあたりにも不信感いっぱい!

私の事故に関連する治療はこれでおしまいです。

 

事故の後、体調に影響があったらmedical diary・体調の記録をつける事を勧めます。

こちらではいろんな事に時間がかかるし、信用がおけない。

私のように知らない診療所に通う際にも記録があると助かります。

弁護士をたてていたらきっとこの辺はうまく立ち回っているに違いありません。

 

今はカイロに興味あり。これに懲りずに今度は自費で新しい所を開拓してみたいです。

 

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

車で追突されまして・・・救急車が呼ばれた編

信号待ちで止まっていたら追突されました!

以前このブログに追突事故の詳細をアップした時と同じ場所で

1年も経たないうちに、再び前方不注意の車につっこまれたのです。

今度は全損!

前回は大きなSUVで高校生のお母さんが運転、相手側は損傷ほぼなし。

今回は小さな電気自動車で高校生の男の子が携帯操作をしていたための追突。

でも速度が違う!私の車は気づいたら更に前の車にぶつかるサンドイッチ状態。

後ろの車と私の車は廃車。

救急車が呼ばれ、道路は反対車線も含めて一時閉鎖です。

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

さあて、何から書こうかしらというほど、事故に伴い諸々の事が発生しています。

なにしろ前回の汚れのような車の修理に1ヶ月半を要したのですから、

今回はまだまだ手続き半ばです。

ここでは事故の詳しいいきさつを。

後日、保険や車の手続き等をまとめてアップします。

 

当日は子供の習い事に行くために信号待ち。

信号で左折するので少し左寄りに止まり、左脇から進めないか考えていた所

(左に体を傾けていた)何かが発生。

 

正直自分は冷静に頭に記録していないのです。

 

横の助手席にいた子供が一瞬ふわっと飛び、

シートベルトの緊急装置でガッとシートに引き戻された瞬間を一部始終見ています。

(このシーンがのちのちプチPTSDとなり

プチ不眠とプチ食欲不振の原因になるのです。

プチとつけたのは、でも寝ました&食べましたという事で。)

 

なぜか車が浮いて前の車にぶつかっていたようなので

反射的に右足のブレーキをさらに深く踏んでいました。

 

自分は右に傾き、やや下向きに宙吊り?っぽい形で止まっていて、

シートベルトの圧迫感で息苦しい状態。

大声で悲鳴をあげていました。この声に萎縮してか子供は終始寡黙でした。

エアバッグは作動しておらず、

ハンドルから焦げ臭い匂いと煙が漂っているのが見えました。

 

自分の車の非常信号装置が働いたようで、

すぐに車のスピーカーから誰かが話しかけて来ました。

正直、私は息が苦しくてろくに会話ができなかった&英語だったので、

子供が全てやり取りをし、警察と救急車が呼ばれました。

私、”は〜”とか”ふ〜”とか、ひたすら横で雑音。

 

この時点でもまだ後ろに車がいた事は把握してなかったと思います。

前の車も動かず、誰も出てこない。

 

通りすがりの車がすぐに駐車して親切に様子を見にきてくれたのですが、

私は会話したつもりが相手の話をまったく聞いておらず、

同じ説明を2回させていました。

〜教訓:貴重な目撃者には連絡先を聞いておきましょうね。〜

 

現場は消防署から2ブロック。速攻でサイレンの音がしました。

それと前後して、後ろの車の高校生が"Sorry~"と言いながら出て来ました。

そこは覚えていますが、自分たちがどう対応したか覚えていません。

たぶん無言だったと思います。

 

大きな消防車が真横の反対車線に止まり、救急隊員がまっすぐに私の所に来ました。

何か答えなくっちゃと思い窓を開け

”大丈夫だからしばらくここに座ってていい?”と言ったのを覚えています。

どこも痛くないけど、動きたくなかったのです。

救急隊はつけっぱなしだったエンジン・電気系統を切ってくれました。

〜教訓:エンジンのかけっぱなしは危険です。

 

現場の写真を撮らなくっちゃと思い、これも子供にやらせます。

車が左に寄っていたため、右側の助手席側は損傷が大きくてドアが開かない。

後ろのドアから子供に下りてもらいます。

〜教訓:子供の年齢にもよりますが、子供に撮影させるのは勧めません。

証拠写真にするにはマトのずれた写真だけが残ります。

 

どのくらい時間が経ったでしょうか。

いつの間にか救急車とパトカーも止まっていました。

一回りした救急隊が戻って来たので

いいかげんに車を降りなくっちゃと思い外に出ます。ゆっくりとしか動けません。

体中、特に手先が震えています。

なんだか座りたくて、そのまま葉っぱだらけの歩道にしゃがみこみました。

(あ、これよく見る光景。

事故現場で車のすぐそばに当事者が途方に暮れて座っている。これ私だ〜。)

 

救急隊は私のバイタルチェック。

だいぶ自分は落ち着いたと思ったのに、見た事もないような高い自分の血圧を見て、

思わず”この数値を写真に撮らせて下さい”とアホなお願いをした私。

どこも怪我してないと思ったので、救急車に乗るのを断りました(高いしね)。

その際、乗らない決断の書類にサインをしなくてはならなかったのですが、

右手が使えず、震えながら左手で、ものすごーーーくゆっくりと記入。

震えて読みづらい汚い字。

救急のお兄さんたちは終始ナイスでした〜。

〜教訓:救急隊とはもっと実りのある会話をしましょう。

事故の状況とか自分の体調とか、事故処理とか。

少なくとも彼らは若くてカッコイイですから。

 

子供からの連絡を受け、主人が到着。

うちの子は普段から寡黙で言葉足らずな上に、日本語が得意ではありません。

電話を受けた主人(日本語主流)は事故の詳細を質問するも良くわからずじまい。

3台の真ん中だという事と救急車が呼ばれたという事だけは確認。

電話はつなぎっぱなしだったのですが、私は救急隊と取り込み中で

話す事ができないままで、現場に到着するも道路閉鎖で中にも入れず。

さぞかしヤキモキした事でしょう。

〜教訓:子供の日本語教育はサボらずに徹底しましょうね。

 

来てすぐ、連絡先の交換等を主人がやってくれていました。

衝突して来た高校生もお母さんが速攻で到着してたようです。

 

警察と救急隊に囲まれてしゃがみこんでいる間にも高校生は謝りに来ました。

当事者同士の会話はあまりしたくなかったので手短にコメント。

救急隊も”Those things happen"と言って受け応え、彼に背中を向けてくれました。

 

正直、彼に対する怒り等の感情は直後からありません。

現場で早々に高校生と聞いていたので、自分の子供と同年齢だし、

”頼むよ〜”という気持ちが一番近い。

彼が一人でオロオロしてる姿や途方に暮れている姿も目撃してるし、

警察官は”彼が泣きながら反省してるよ”とあとで教えてくれたし、

どうも親から子への目線で考えてしまいます。

  

調書がひと通り終わった後、ようやく

自分も動かなくっちゃと思い保険会社に電話をします。

この時に、左足がなぜかひどい筋肉痛のようになっている事に気づきました。

 

電話をしている最中にレッカー車がやってきたので

てっきり自分の車を持って行ってくれるのかと思い保険会社に実況中継していたら、

あらら、後ろの車だけ。

おまわりさんに言ったら、”えっ自分の車に乗って帰れば〜”ととぼけたセリフ。

前も後ろもボッロボロで、車のエンブレムが下に落ちてますよ。

タイヤにボディが食い込んでるし、そりゃ無理でしょ?

・・・という心の声は押し殺し、子供みたいに運転したくなーいと言ったら

すぐに無線で呼んでくれましたけどね。

主人がいつの間にかトランクの中の荷物やらすべて回収してくれていました。感謝!

 

自分の車のレッカー車が来る頃に後ろの車のあたりは砂をまいて道路の清掃を開始。

この作業がアバウトなので、

事故後もしばらくは付近に砂とキラキラ光る自動車の部品が残っていました。

付近を通るたびに”あ〜これは私の愛車のパーツかも”と虚しくなるのでした。

 

アメリカで道路を走っていると

よく道端にバンパーやらタイヤやら車のパーツが落ちてますが、

こういう事なんですね。ちょっとは片付けた後なのでしょう。

 

現場処理が終わり3人でとぼとぼ歩き出したら、遠くの信号で

パトカーを横付けして通行止めにしていた警察官が交通整理をしていました。

声を振り絞って心からのサンキューを伝え、その日は帰路についたのでした。

 

長くなりましたが、これが事故の時系列です。

当日は落ち着いて自分はなんて事ないと思ってました。でも全然違った。

 

後ろから衝突されたって気づいたのも遅かったし、

周りの人にいろんな事をまかせっきりで自分は動けてなかったし。

事故車の車種すら把握してませんでした。

警察が動いてるから安心してしまったのかもしれません。

しか〜し、ここはアメリカ。自分で動かなくてはいけないんですね。

 

警察からのPolice Report・調書が2ヶ月もかかったのです。

これもしつこくリクエストを入れたので見せてもらえましたが、

黙ってたら誰も教えてくれなかったと思います。

Police Reportは大抵時間がかかるもので1ヶ月は覚悟との事。

担当したAtherton警察は比較的暇なお役所だそうで(高級住宅街で規模が小さい)

保険屋さんが急ぐようにとのリクエストも出してくれていたのですが。

それでもこんなに待たされました。

 

これを見て初めて後ろの高校生が携帯をいじっていた事や前の車の情報、

現場の状況や判断などがわかりました。

 

体はどこも痛くないと思っても後から出て来るというのは本当の話。実感。

そして私の場合は精神的なダメージが大きかった。。。 

後日、全損編、保険手続き編、体調編、まとめ編と続けますよ〜。