車で追突されまして
先日信号待ちをしていたら、前方不注意の車に追突されました。
トロトロ運転なので、日本だったら示談にしたかもしれない程度。
バンパーの凹みもありません。
なのに事故処理に
ほぼ一ヶ月半の歳月と2600ドルほどかかりました!(自己負担はゼロ)
これが今のベイエリアなのです。なんでも時間とお金がかかる〜〜〜。
順を追って説明しましょう。
1日目 信号待ちをしていたら突然凄い音!
これが証拠だーと勢い勇んで写真を撮りましたが、傷というよりも汚れでした。
(後日、左の方に5ミリほどの塗装の削れを発見。)ほぼ外傷なし。
相手方はナンバープレートが少し曲がっただけ。
先方はのっけから謝ってきて、前方不注意の理由まで話してきました。
マニュアル通りにお互いの免許証、保険証書、電話番号を交換。
警察等への連絡はなし。
”大した事ないので保険屋には連絡しないから、するならあなたがして”と言われ、
なにやら面倒な予感・・・。
夜、自分の車を直すかどうしようか悩みながら
自分の保険会社Farmer'sのウェブサイトを見ていたら、インターネットからクレームをあげられることがわかったのでその場で申請する事を決断。
助手席の人間も私も怪我はありませんでしたが、ショックで夜は頭痛が。
2日目 保険会社から留守番電話にメッセージが。
早速かけ直すものの、留守番電話。担当者はカンザスからで2時間の時差があります。
担当者の名前はメリッサ。声からして白人女性。
3〜4日目 メールも電話も連絡つかず。担当者がお休みの模様。
5日目 ようやくこちらからかけた電話がつながる。
事故状況の説明を録音するStatementという処理を完了。メリッサは向こうの保険会社に連絡して状況を確認してから私に連絡すると言って電話を切る。
6〜9日目 メリッサからの連絡を辛抱強く待つ。大丈夫だとは思っても事故車を運転するのはちょっと不安。
10日目 メリッサから一通の手紙が届く。
私の車の損傷が軽度で私自身がどうしようか悩んでいる事から私から連絡があるまで
この件は一旦クローズにしている。また連絡をくれたら再開するとの事。
はい?
インターネットで確認すると、この案件がClosedとなっていて詳細が見れない。
早く事故処理をしたいのになんで手紙を郵送なのかな?
メールだって電話だってあるじゃない?
11日目 地元の保険代理人デレックに相談。
彼は私の車を見た後、工場で念のためにチェックする私の意見に同意。
メリッサにその旨をメールする。
12日目 メリッサから
”この件は相手方が100%悪いから
相手の保険会社StateFarmに私が電話して直接やってもらうのがいい”と留守電が入る。
はーーい???
自分の車がぶつけられたら自分の保険会社に連絡するものじゃないの?
あなたの仕事じゃないの???
メリッサが余計な仕事を増やしたくない、あるいはただ私に意地悪してる?
”相手方の保険会社に電話しろ”というこのメッセージを聞く為に12日間も待たされたのですか?
・・・とのムカつく胸の内を翌日デレックにそのままぶつけ、彼に他社との新しい手続きをやってもらう事にしました。
14日目 デレックがStateFarmに連絡し、新しい事故処理番号をもらう。
また一から申請し直しです。
18日目 StateFarmの担当者から電話が入る。
今回は私も”大した傷じゃないんだけど”等の曖昧な事は言わず、
正規代理店で問題がないかしっかり確認をしたいと主張。
同日、レンタカー会社から連絡が入り、修理している間の車をどうするか打ち合わせ。
21日目 保険会社ネットワークの工場で事故修理の見積もりを取る。
ペイント代 $150、人件費 $850との事。
(高い!自己負担だったら自分でペイントするって言ってるわ〜。)
その分のチェック(小切手)を手渡される。
25日目 ようやく自分の車の正規代理店へ。
29日目 バンパーを見たら問題ないので間も無く終わるだろうとの連絡が入る。
33日目 やっぱり問題があるからStateFarmを呼んで次の修理の相談をするとの事。
後から書類を見たら、バンパーカバーとトレイラーヒッチが交換されてました。
41日目 ようやく終了の目処がついたとの電話。最速で引き取りに行くと伝える。
事前にStateFarmからチェックをもらっていた分の金額を代理店に私から支払い、
残りの差額は保険会社と直接やり取りするとの事。
42日目 念願のピックアップ!
2週間のレンタカー生活も終了。やっと会えたよマイベイビーって感じです。
修理するまで3週間、修理に2週間。
この間、いろんなイライラが募り、とっても美容に良くない時期でしたわ。
自分の保険代理人の活躍がなければ保険会社も変える所でした。
正直、StateFarmの株が上がりっぱなし。
私は木曜に追突されたんですが、友人は翌日金曜日、そのご主人が日曜日に
同じように軽度の追突をされました。
こちらの事故処理も似たような事を彼らの保険会社StateFarmが行なって
2週間ほどで片付いているようです。
9月から学校等が始まって駆け足の10月は
日本の5月病のように皆疲れの出る頃なのでしょうか。
11月末のサンクスギビングからは一気にホリデーモードになり、
またアメリカの仕事がそこら中で滞る状態になります。
皆さんも事故にはお気をつけ下さい。
そして私のように避けようのない事故に巻き込まれる事のないように祈ってます。