日本人同士の売り買いサイト

見つけました!

日本人同士で売ります書いますが気楽にできるウェブサイト

。。。って友達から聞いたんです。。。

 

Sale-N-Buy

sale-n-buy.com

英語ページもありますが、投稿してる人はほぼ日本語。

人種は制限していなくても、日本語だからほぼ日本人が集まる。

 

その昔、日通が引越しセールの仲介をやっていて、

けっこう便利だったんだけどいつの間にやら見なくなりました。

 

アメリカで不用品が出た場合は、Donationとしてどこかへ寄付する事が多いです。

定期的に取りにきてレシートをくれる所もありますし、

スーパーの駐車場などの空きスペースに回収箱などがあちこちにあります。

もし、売りたいとなったら

Craig's Listやe-bay、Nextdoorなどと言った媒体に広告を出す事になるのですが、

詐欺や追い剥ぎに会う話を聞いたりして、ちょっと勇気が要ります。

日本人どうしだったらその点、ちょっと安心。もちろん100%ではありませんけど。

 

早速、日本語の絵本や子供の服など出してみました。

寝る前に写真をアップロードしたら、翌朝たくさんのメールにびっくり!

投稿してすぐが一番人目につきやすいのですね。

色々細かく出したので対応に時間はかかりましたが、

あっという間に本棚が半分空きました!

 

何年間もただしまわれていた不用品が再利用されてとても気分いいです。

なにより買ってくれた人たちの対応の良さ!

メールも丁寧だし、待ち合わせの時間に正確だし。5分前主義徹底〜って感じ。

 

アメリカに来て十数年経ったけど、

改めて日本人同士のコミュニケーションの素晴らしさに感動しています。

 

私のマーケット、まだ売れてないものがあるので、

どうやって売りさばくか思案します。新しい仕事が増えたわ〜。

アメリカの大学受験・・・Early Admission

クリスマスホリデーが明ける頃、

高校のシニア達は長かった大学受験の山を越え、ストレスから解放され始めます。

ほとんどの大学が1月1日あるいは15日が願書の締切日。

必要書類やエッセイなどは提出し終えているからです。

 

あとは面接やオーディションを希望する人が直接学校に出向いたり、

近くに場を設けてチャレンジしたり、

追加資料を求められて送ったり、学校の成績を追加で送ったり、

年明けは色々なコンペティションが開催されるので

その結果を送ってアピールしたりして

カレッジ側と連絡を取り続けます。

これがRegularと呼ばれる通常スケジュール。

 

こちらの大学はEarly Admissionという制度を設けていて

レギュラーのスケジュールよりも早く合否を出してくれます。

大体450のカレッジが行なっているシステムです。

 

まずはアーリーで一定数の合格者を出し、

次いでレギュラーから必要定員に達するまでの生徒を確保します。

多くの場合、アーリーの方が合格率が高いのですが、

そうではない大学もありますので、希望校の事前リサーチが必要です。

 

アーリーには大きく分けるとEarly DecisionとEarly Actionがあり、

前者は合格したらその大学に通わなくてはならず他の大学には行けません。

binding・バインディングと呼ばれる制約があり、

協定を破ると他の大学にすら通えなくなる可能性があります。

学校によっては他校の受験すら許されません。

有名校はこのシステムを採用している所が多いです。

 

一方、Early Actionの方はもう少し緩やかで、

通常は合格してもレギュラーの試験結果が出るまで返事を待ってくれますし、

何校でも一緒に受験できます。超難関校ではない所が多い印象です。

 

意中の学校が決まっている場合や

難関校をちょっといい確率でチャレンジしたい人などが

Early Decisionを使うといいです。

 

我が家はEarly Actionを滑り止めのようにして使いました。

早く合格通知が出れば子供のストレスもぐっと減るので

クリスマスホリデーも明るい気分で臨めます。

まだ本命はこれからなので完全に浮かれる訳にはいきません。

今、頼むよ〜という心境です。

 

いずれにしても学校によってアーリーのルールが違うので、

志望校を絞ったら一校一校システムを再確認する必要があります。

中にはSingle Choice Early Actionなどという

バインディングありのシステムを採用してたりしますので訳わかんなくなります。

一つ一つ個性があって複雑なのが、アメリカの大学受験の特徴です。

 

カウンセラーによると

アーリーで受験するのはせいぜい4校くらいにしないと

スケジュールがきつくなるとの事でしたが、7校受けてる友達もいました。

 

多くの場合、アーリーは11月1日あるいは15日が締め切り。

結果は12月に来る所が多いです。2月の所もあります。

アーリーで志望校が決まればそれはそれは最高のクリスマスホリデーを楽しめます。

難関校に受かった人たちはこれまでものすごく頑張ってきた訳ですから、

嬉しさは隠しきれません。。。親もね。

学校側はあまりこの時期に騒がないように忠告メールを回してますが、

SNSなどであっという間に噂は駆け巡ります。

またNCAAと呼ばれるアスリート(スポーツ選手)達の受験も同じように

早く結果が出ます。

こちらの大学は青田買いをするので、一部のごくごく優れた優秀な人も

早ければシニアになる前から大学が決まっています。

 

クリスマスから新年にかけては、有名校の名前や武勇伝が飛び回り、

なんかキラキラしている時期なのです。

 

何でもギリギリの我が子はエッセイの締め切りを眼前に控えながらも

ホリデーに入った途端、

アーリーでスタンフォードに決まった子の家のパーティーに行ったり

(お前はそこで一緒にはしゃいじゃダメだろって心の声にして送り出しましたよ)

ショッピングに出かけたり

一緒にキラキラしてました。

 

レギュラーの締め切りが終わった年明けは

友達十人で海辺の一軒家にお泊まり。

こちらの計画は良かったのですが、同じタイミングで嵐がやってきて海には行けず

素敵なレストランに入ったら停電という笑い話付きで戻ってきました。

どうもキラキラしきれないのが我が家です。

アメリカの大学受験・・・Presidential Scholars

今日の話は、Presidential Scholars・プレジデンシャルスカラーズ。

大学受験に有利な賞ですが、まったく身近ではないです。

 

カレッジアプリケーション(願書)に書ける賞は

クラスで一番とかのレベルではなく、

州レベル、国レベル、もちろん国際レベルを書けと言われます。

それもジュニア・シニアの年が特にいいようです。

 

学校の表彰でももちろんいいと思います。

それすら、滅多にもらえるものではありません。

 

アメリカが国でやっているものとして

恐らく最高峰のレベルがPresidential Scholars・プレジデンシャル スカラーズです。

大統領から褒賞される奨学生で

全米中からごく一握りの優秀者がホワイトハウスに招かれメダルを与えられます。

 

2018年は全部で161名でした。

カリフォルニアからは6名。少ない州は2名。

全ての州から男女平等にノミネートされるのが基本なようです。

 

どんな人がもらえるかというと

SATやACTで優秀な成績をおさめるか

Young Artsという毎年開催されるアートの奨学金コンテストで

優秀な成績をおさめた人。勉強か芸術で表彰を受けます。

 

SATやACTは当然テストが満点の人たちでしょう。

その中から例えばACTは男女20名ずつをリストアップしノミネートするようです。

細かい基準はわかりませんが、

ここでもまた住んでいる州によって不公平さが出てきそうですね。

 

プレジデンシャルレベルの事を成し遂げるのがいかに大変か垣間見れたと思います。

だから100時間のボランティアでもらえる

プレジデンシャル・ボランティア・サービス・アウォードはお買い得!

(きのうのブログを見てね。)

 

Young Artsは写真や作文、ダンス、音楽など

いろいろなジャンルでチャレンジできるコンテストで、

国レベル、州レベルで表彰があります。

このコンテストに勝つと奨学金がもらえるのはもちろんですが、

賞をもらった人だけのサークルに入れたり、パフォーマンスがあったり、

お金以上に名誉です。大学受験にももちろん有利です。

ローカルレベルから入賞できるので

腕に自信のある人は申し込んでみる価値があると思います。

 

youngarts.org

 

SATもACTもYoung Artsもジュニアあたりからチャレンジしますけど

プレジデンシャルスカラーが与えられるのは高校を卒業するシニアのみ。

シニアはおよそ360万人いると言われていますので、

ホワイトハウスで大統領と一緒に写真を撮れるチャンスは

0.000045パーセント。。。。

 

ん〜狭い!

下の子がシニアになってもきっとトランプだからな。だったら別にいらないかぁ。

という事にしておこう。

アメリカの大学受験・・・ボランティア編

ボランティア大国のアメリカ。

これが大学受験にも影響を与えます。

アプリケーション(願書)の中に

どんなボランティアをどのくらいやったかを書く欄があり、

何種類でも申告できるのです。

 

確かにどんなボランティアをしてきたかで

テストスコアや成績だけでは見えてこない人柄が垣間見られます。

 

サッカーをやって来たなら

小さい子にサッカーを教えたり、試合のレフェリーをやったり

(報酬が出る場合もありますね。職歴はまた別の欄で申告できます。)

教会に通っているなら、そこのボランティや布教活動で海外に行ったり。

日本だと宗教はなんかご法度なイメージですが、

こちらは真面目にやっているならそれで評価されますので、むしろいいイメージです。

 

病院や会社、飲食店などこれから自分が進みたい分野のボランティアをやってみたり。

 

ボランティアは星の数ほどあり、学校でも紹介してくれますし、

こちらの人は募集広告がなくても

自分から電話してボランティアさせて下さいとお願いしたり、

あるいは自分で勝手にボランティアを作ったりと活動的です。

 

親がボランティアの場を与える事も多々あります。

小学校4年生の時のクラスメイトはフランス語を話すため、

夏休みに幼稚園くらいの子供達を集めてフランス語と算数を教える

無料のサマースクールを自宅で毎年開催していました。

これって、大変なのは親です。

募集広告から当日の子供たちのスナックやお世話まで

全部責任持ってやらなくてはいけません。

 

学校も一定時間以上ボランティアをすると

特別評価としてカレッジに申告してくれる所があります。

 

一定の条件をクリアした場合、国から表彰を受ける事もできます。

Presidential Volunteer Service Awardといい、高校生の場合

1年に100時間以上のボランティアをするとブロンズ賞がもらえます。

https://www.presidentialserviceawards.gov/the-award

 

大学受験には州レベル以上、

国レベル、国際レベルのコンペティションで勝った履歴とか

プレジデンシャルレベルの表彰とか、

きちんとしたものしか通用しないと言われています。

それも大抵高校に入ってからのもの。

小学校の時に学校で一番足が早かったですとか言っても

アプリケーションには書けません。

 

これって結構大変な事です。

州で優勝できるようなチームに入っていたり、

個人でピアノコンクールで世界大会に出ていますとかいうレベルじゃなければ、

なかなかその欄を埋める事ができないのです。

 

そんな時の強い味方が、ボランティア!

テストの点数が良くなくても、運動音痴でも音楽の才能がなくてもできるのです。

 

そして、パロアルト高校は全米で唯一

このプレジデンシャル・ボランティア・サービスの申請をしてくれる学校です。

生徒たちは学校にどこで何時間ボランティアしたかを報告すれば

学校が一括して表彰してくれます。

 

以前は用紙をダウンロードしてボランティア先からサインをしてもらう方式でしたが、

今はそれも電子化されて、メールからウェブサイトに誘導して、

ボランティアをした団体や個人から承認をしてもらう形に変わりました。

 

我が家は頑張ったけど、最高のレベルには達しませんでした。

それでもトランプのサイン入りで表彰状が送られてきましたよ。

(だからもっと早くボランティアして、

オバマの時代にもらっておけ〜って言ったのになぁ。)

 

この表彰、病院などでも申請してくれる所があるので、

調べてみる価値があると思います。

表彰されなくてもきちんと働いた功績は評価されるはずです。

Presidential レベルの表彰は滅多にないです。

後日、Presidential Scholarsという素晴らしい褒賞について書きます。

アメリカの大学受験・・・カレッジカウンセラー編

多種多様で複雑なアメリカの大学受験、

ぽっと出の日本人には簡単に理解できません。

アメリカ人の親ですら、自分たちののんびりしていた頃とは訳が違うから

複雑でわからないと言っています。

 

そんな人たちの強い味方がカレッジカウンセラーです。

はい、お受験専門のカウンセラーです。

 

大抵どこの学校にも専属のカウンセラーがいます。

しかーし、我が家のような公立校では

一人のカウンセラーが500人とか800人とか担当する事になるので、

個別の相談などしている余裕がありません。

有名私立校ですら、物足りないと言っています。

 

そこで登場するのが、民間のカレッジカウンセリングです。

受験校選びやエッセイ(作文)の書き方はもちろん、

テスト戦略、授業の選択の仕方からオススメのボランティアやサマースクール、

アフタースクールの活動など事細やかにアドバイスしてくれます。

早い人は中学生位から通い始めますが、本番は高校のジュニア(3年目)です。

 

これがまた沢山。

全米チェーン展開する大手から個人まで多種多様。

 

共通しているのは”高い”事。

 

どこの親も必死になってお金を払いますものね。

受験戦争が過熱するにしたがって相場も跳ね上がっています。

 

例えばこの辺りで恐らく最大手のカウンセリング会社の場合、

カウンセラーは経験等に応じてランク分けされ、値段が違います。

まだ相談内容もパッケージによって変わってきます。

 

一番上のランクの人はなかなか予約が取れなくて有名でしたが、

ここ数年の熱狂的な過熱ぶりを反映し、ウェブサイトから彼らの写真をなくしました。

それでも人気は高く、指名して担当してもらうのは大変。

あまり成績が良くないと面接で難癖つけられ?他の人にするように仕向けるそうです。

料金は、毎月の面談とエッセイのフォロー、受験校5〜10校で

3年前は1年1万ドルが相場だと言われていましたが、今はほぼ2万ドルだそうです。

2万ドルで我が子がアイビー校に入れるのならと、親子が殺到しているのです。

今日はちょっと円高かな。本日レートで217万円です。

 

彼らよりも2ランク下の場合、以前は年間5千ドル弱でしたが、今はほぼ1万ドル。

(108万5千円なり。)

カウンセラーは1ヶ月に1時間の面談あるいはスカイプ等の遠隔面談。

エッセイは他の担当者がついて、それをカウンセラーが指導する形です。

メールは自由ですが、なかなか返信が来ません(担当者にもよるのだと思います)。

もちろん安いパッケージもありますが。

 

近年パロアルトに新しいアプローチとして誕生したカウンセラーは

子供達のメンタルに配慮し

ストレスをあまりかけずにグループミーティングをしたり、

メンターをつけて

スタンフォードでアイスクリームを食べたりしながら指導していくというもの。

もちろんカウンセラーと1対1の面談もありますし、

親への指導もついて5ヶ月で一人1万9千ドルだそうです。

円換算で1ヶ月41万2千円。

 

我が家は・・・アイビー校も受けていないので少し気楽に行きました。

確か高校2年目の終わり頃だったと思うのですが、

スタンフォードの学生が在学中に作ったカウンセリング会社があると聞いて、

そこにお願いしました。

当時は激安。

ベテラン家庭教師の1時間分の時給と同じ額で

カウンセラーと2週に1回くらい話ができました。メールは制限がありません。

 

うちは子供にやる気が全然なかったので、

親代わりにあれこれ指示してもらえて助かりました。

私が言っても険悪になるだけでしたから。

 

そこの会社もあれよあれよという間にインベストメント(出資者)が入り急成長。

受験終了までの2年間5千ドルで

子供は週に1回1時間のカウンセラーとの面談、

親とカウンセラーも月に1回の面談。

創業者(社長)への質問も制限なし。エッセイ(当時は無制限)、

さらにリサーチ依頼も無制限というパッケージが始まり分納。

 

始めるやいなや何回もシステムが変わり、

リサーチは何回まで、エッセイは何文字までと制限がつき始め、

新規顧客はかなり高い額を払うシステムに変わって行きました。

 

そうこうしている間に創業者が日常業務から離れ、担当カウンセラーが独立開業!

彼女は1年8千ドル(86万8千円)で

主に理系の一流校を目指す生徒を指導する事務所を立ち上げたのです。

可哀想に理系でも一流校狙いでもない我が子は置いてけぼり。

高校シニアになってからまた新しいカウンセラー探しをする羽目に陥りましたよ。

 

カウンセラーは本当に千差万別で

大学と密に連絡を取っているプロフェッショナルから受験を終えたばかりの学生、

子供の受験を終えたばかりのお母さんなど、色々です。

目標大学や専攻が決まっていて戦略の立てられる人はもちろん必要ないですし、

テスト勉強だけ、あるいはエッセイだけ専門家にお願いする人も沢山。

どこにも何も依頼しないでもしっかりした大学に入る人は入ります。

 

アジア系の受験生が増加している中

(日本はそうでもないですけどね。

インドや中国はすごーく増えてますし、優秀です。)

競争の激しいシリコンバレーで、

ひときわ熱くなっているのがこの大学受験がらみのビジネスだと思います。

 

うちは親がアメリカの大学に何のコネもなく、

何もしてあげられない上に

放っておいてもいい学校に入れるような優秀な子供でもないので

カウンセラーは必須でした。

でも、これで母も少しは要領を得たので、2番目の子の時は頼まないかもしれません。

 

次回はカウンセラーよりもむしろ

普段の成績やテストの点数をあげるための家庭教師に

力を入れていこうと思っています。

アメリカの大学受験・・・APテスト

テストネタが続きます。

次なるテストはCollege Boardが主催するAPテスト。

Advanced Placementの略で、一言で言うなら大学レベルの内容のテストです。

 

多くの高校でAPレベルの授業を設けていて、

例えば数学の進んでいる人が自分に合わせた内容の先取りを

高校でできるようになっています。

APテストはこのAPレベルの授業を1年間受けた人が最後に受けるテストで、

年に1回5月に開催されます。

 

テストスコアは1から5までの5段階評価で表され

最高スコアの5と4を取ると

大学に入った時に授業を免除される事があります。

3でもOKな所や、どれも考慮しない大学もありますので、

あまりあてにせず免除になったらラッキーくらいでとらえておくといいです。

 

また大学のアプリケーションにどのAPを取ったか書けるので

良いアピールになります。

 

とある進学塾では

トップ20の難関大学を受けるならAPは7から12個、

セレクティブではない学校でも

主要科目か自分の学びたい分野で1から5個のAP取得を勧めています。

 

パロアルト高校の前校長は

ジュニアとシニアの年に年間2個までしかAPを履修できない

というルールを作ったがために、

勉強する余力のある子も授業に登録できなくなりました。

多く履修しても高校を卒業するまでに4個。

カレッジ受験はシニアがAP試験を受ける前に結果が出てしまうので、

その時点では2個しか取れていない状況です。

 

中には作戦を練ってうまく学校に掛け合い自分だけ多く履修する子が出たり

逆に多く登録したのに学校側から勝手にレベルを落とされたり

ちょっと大変な時期が数年続いたのですが、

校長が変わり、そのルールも変わったために今は少し混乱しています。

 

大学側の判断基準も勉強一辺倒の学生を回避する事があるので、

APの個数を競うのは良くない考えなのでしょう。

 

一言でAPと言っても内容はかなり難しいようで学生たちは結構忙しいです。

うちの子の学校にAP U.S. History、通称A-PUSHという教科があり

1日に宿題が2〜3時間分も出されます。まさにプッシュされるのです。

怖がってみんな取らないのかと思えば、そんな事はなく、

果敢に挑む子が沢山(我が子を除く)!

この先生のシゴキに合った生徒たちのAPテスト合格率は学校で一番の成績を誇ります。

 

なお、学校に授業がなくても塾やオンラインで学習し、

テストだけを受ける事も可能です。

 

APテストのスコア3以上を3つ以上取るとAP Scholarという賞が与えられます。

またその中で成績優秀者には

オーナーや州レベル、国レベルなどの賞が用意されていて、

いずれもカレッジアプリケーションには有利です。

 

APコースは全部で40種類近くありますが、人気や達成率は色々です。

Environment Science・環境科学はAPなのに簡単という前評判ですが、

受験者の半分以上が評価3以下で”使えない”結果が出ています。

Spanish・スペイン語やChinese・中国語はほぼ9割が評価3以上。

これはテスト内容というよりもその言葉を話す人が多く

高得点が出やすいという事かしら?

 

一番人気のある科目はEnglish Language and Composition・英語と英作文で

約58万人が受験したのに対し、

最も人気のない科目は

 

Japanese Language and Culture・日本語と文化!!

 

受験者数はたったの2千5百人弱でした。

日本語ピンチ!下の子が受験するまでなくならないでおくれーーー。

アメリカの大学受験・・・SAT Subject

アメリカの試験対策に必要なテストは種類が多く

最初は名前を覚えるのに一苦労でした。

我が子はPSAT、SAT、そしてSAT Subject、APとテストを受けています。

SATが主要な共通テスト、PSATはPreliminaryのSATという事でSATの前に受けるもの、

SAT Subjectはサブジェクト・項目、教科ごとのテスト、

APはオプションで高レベルのテストの事です。

 

サブジェクトには

Chemistry・科学

U.S. History・アメリカの歴史

Italian・イタリア語

Math Level 2・数学 レベル2

などなど20項目のテストがあり、800点満点で採点されます。

 

大学に堂々と送れるスコアは650点以上、

競争力の高い学校では700点あるいは750点以上と言われています。

 

SATは全部で4時間くらいかかる大掛かりなテストなのに対し、

SAT Subjectは1時間と気楽。

うちの子はMathで予約したけど

当日他の教科に変えてもらって受験する事も可能でした。

 

LIterature・文学など受験者の多い科目はSATと同じ日に年7回試験が開催されますが、

Japanese・日本語のようにマイナーだと年に1回しかチャンスがありません。

またSATテストとSAT Subjectテストは同時に受けられないので

違う月に受験しなくてはなりません。

中には受験に必要な用具を忘れてしまったため

会場へ行ったけど受けられなかったなどと言う子が出てくるので

余裕を持ってスケジュールをたてる必要があります。

 

テストオプショナルとテストスコアが必須ではない学校が増えている中、

このサブジェクトテストは受けなくてもなんとかなる学校はもっと多いです。

一方でこのsubjectを3つ要求する所もあるので、

土壇場で受験できなかった〜と言う事にならないように

なるべく早めに調べておきましょう。

(これは自分への教訓です。

うちの子は志望校が定まらず常に変わり続けたので、

subjectが足りなくて受けられない所があったり冷や汗ものでした。)  

 

数多くあるサブジェクトの中からどの科目を選んだらいいのかというのは

戦略のたてどころ。

理系なら数学と理科の項目を1つずつ要求される事が多いですし、

文系でも数学を送れという所があります。

自分の専攻したい分野の科目を選んで送るのが一般的だと思いますが、

中にはバランスの取れた所を見せるために違う分野を選ぶ人もいます。

 

日本人だからJapaneseを選ぶ人も多いですが、

多くの人がもっと難しいレベルのAP Japaneseのテストも受けているので

Subjectテストの日本語のスコアを送るのに意味があるのかどうかは疑問です。

うちは送りました。。。

しかもAPよりずっと評価が低くて、多くの学校には隠したかったのですが、

間違えて志望校全部に一括送信してしまい、取り消せませんでした(涙)

これも母が子供をせかしてしまったせいであります。。。

 

カレッジボードのウェブサイトにもしっかり

”送ったものは取り消せません”と書いてあります。

皆さんは丁寧に送って下さいね。。。