盗まれやすい車トップ10

アメリカは相変わらず自転車や車の盗難が多いです。

ちょっと前はプリウスなどから
catalytic converter(触媒コンバーター)なるものを盗むのが流行りました。

対策をしていないと
あっという間に車に潜り込んでパーツを持っていってしまうそう。

マフラーのあたりのパーツだそうで
盗まれた後にエンジンをかけるとものすごい爆音がします。

シリコンバレーにも暴走族がいるんだー
などと呑気に思っていたら、実は盗難被害車だったりするのです。
暴走族はいません。古い人間ですみません。

 

サンノゼでは車の盗難が
昨年の1〜2月に比べて今年50%近くも増えたそうで
ローカル紙が盗まれやすい車ランキングを掲載していました。

そのまんま抜き書きすると

 

1. 2000年 ホンダ シビック
2. 1997年 ホンダ アコード3
3. 2003年 フォード フルサイズ・ピックアップ
4. 2001年 シボレー フルサイズ・ピックアップ
5. 2008年 トヨタ カムリ
6. 2000年 ホンダ  CRV
7. 2018年 トヨタ カローラ
8. 2018年  GMC  フルサイズ・ピックアップ
9. 2015年 ニッサン アルティマ
10. 1998年 トヨタ タコマ

なーんと、7割が日本車!

どうなってるの?

アメ車のピックアップはみんな欲しいから盗んでいるけど、
日本車は盗みやすいから盗んでいるのではないかしら?

30年前から”日本車は盗まれやすい”と言われてきていますが、
ぜーんぜん変化ないじゃないですか。
日本ではそんなに盗難がないから防犯面は進歩しないのでしょうか?

 

最近はこの辺の日本車シェアが目に見えて低くなっています。
電気自動車市場でもすっかりテスラなどが台頭。
前述のコンバーターが盗まれるとか
諸々の理由で昔ほどプリウスも見なくなりました。

日本車というと
ドアだけ色が違うニコイチ車みたいな車の印象がより強くなってきています。

(プリウス=バーニー・サンダース支持者という説も有り。
これは悪くないですけどね。)

 

家電店から日本製品が消えた後は
自動車まで街から消えてしまうのではないかしらとちょっと危惧しております。

 

最後の最後にいいニュースで
盗難車の95%はきちんと見つかっているそうです。