Little Free Library・草の根運動の町なか図書館
こんなご時世だから少し心温まる話をしましょう。
ご近所を散歩しながら感じていたのですが、
住宅街にたっている”Little Free Library”なるものが増殖中なのです。
各家庭などが鳥の巣箱のような小さなライブラリーを作って設置し、
それぞれが本を持ち寄り、読みたい本を持って帰る
草の根運動の図書館です。
こんな感じ。
箱のデザインは各自、自由なので場所によっていろいろです。
運動を取り仕切っているきちんとした非営利団体があり、本拠地はウィスコンシン州なようです。
地図を見てみると、パロアルトだけでも40箇所はあります。
ちょうど去年の今頃、このライブラリーについて書かれた記事を見ると
パロアルトには13箇所でした。
一年で倍増〜、いや、3倍だー。
全米中はもちろんの事、世界中に運動が広がっているようです。
2018年12月現在で、世界中108か国、10万カ所以上が登録してるそうですよ。すごいですね。
新型コロナの影響で、この辺りの図書館はお休みしていました。
来週から貸し出しを一部再開する予定。
このLittle Free Libraryは草の根なので、オーナーの判断みたいです。
中にはマスクやトイレットペーパーを配っていた所もある。泣けてくるじゃーあーりませんか!
私が子供の頃に日本で似たようなものがありました。
でも誰かが、いやらしい本とか有害図書をわざと入れにくるとやらで廃止になってしまいました。
あ、せっかく今日はいい話でまとめようと思ってたのに。。。
そんな事がありませんように。
この辺りの人は、そんな事があっても無視して立ち向かってくれそうですね。
色々な所を散歩して、様々なデザインのこの図書館を見つけるのもコロナ禍の一興ですな。