UCは文句なしに一番の公立大学です

USニュースが新しい大学ランキングを発表しました。

多少の動きはありますが、上位40位くらいまでは毎年似たような顔ぶれです。

プリンストンかハーバードが一番、

あとはいわゆるアイビーやスンタフォードなどのブランド大学、

そして名の知れた総合大学が並びます。

 

公立校のトップはUCLAで20位、そして次がUCバークレーの22位です。

この辺も定番となってきました。

 

 

UC自らが発表しているこの表が一目瞭然です。

 

2020 U.S. News & World Report Rankings

Campus Public National
UCLA 1 20
UC Berkeley 2 22*
UC Santa Barbara 7* 34*
UC Irvine 9 36
UC San Diego 10 37*
UC Davis 11 39
UC Santa Cruz 34* 84*
UC Riverside 39* 91*
UC Merced 44* 104*

*denotes a tie with another institution

 

 

 

近年はアジアからの受験生、特に中国やインドからの受験者が急増している事もあり

西海岸の大学が注目を受け続ける傾向は続くのではないかと言われています。

同時に有名大学のブランド化も続くのでしょうね。

 

カリフォルニアに住んでいればUCへの進学は有利ではありますが、

成績優秀者が世界中から次々と押し寄せるので

公立高校とは言えども、

大学へ行きたかったら相当の努力をしなくてはならないエリアとなりました。

 

このブログで触れてきたおさらいですが、

カリフォルニアの高校でトップ9%の成績を取っていれば

UCのどこかの大学へは進学できるお墨付きがもらえます。

でも上位2校はトップ5%くらい取っておきたい感じですよ。

上位の公立はブランド大学に受かったからと辞退率も高いのですが、

うちの子の高校では人数から見て、2〜3%の子供達が進学しています。

 

カリフォルニアの住民は授業料も多少安くなりますし、

成績優秀者には奨学金も出ます。元々の値段が私立より安いので助かりますね。

 

成績上位30%はステートユニバーシティへのお墨付きがあります。

そしてコミュニティカレッジは希望すればほぼ間違いなく入学できますし、

UCへの転学制度があり、沢山の子供達が3年目からUCへ通っています。

 

UCへの進学を望むなら、海外から受験するよりも

カリフォルニアに住んでしまう方が得なのかもしれません。