キャンドルビジルで盛り上がる反トランプ体制運動

カリフォルニアとトランプ政権は仲が悪いです。

お互いに訴えたり訴えられたり

シリコンバレー企業が目の敵にされているのも政治の動きを見ればわかります。

 

ここにきてローカルニュースが連日報道しているのが、

トランプが指名した次期連邦最高裁判事のブレット・カバノー氏に対するレイプ疑惑。

名乗り出た女性はパロアルト大学の教授という事で

私の周りの人達は彼女を支持しようと動き始めました。

 

この事件は彼らがティーンエイジャーだった時の話で30年以上も前。

たった一人の女性が言い張っているだけで、

この手の話は証拠などで証明するのが難しい。

それでも現政権に反対する人にとっては好材料。急に盛り上がりを見せました。

#metoo運動の延長でもあるし、全米ニュースでも話題になっています。

しかも最近になって告発する女性がもう一人出てきたので、

カバノー氏にとっては逆境です。

シリコンバレーは結構盛り上がっています。特に女性。

 

学校の周りにはサポーター達が集まり、

SNSでは支持者が様々な運動を展開。

 

先日は飛行機が彼女をサポートするバナーをぶらさげて飛びました。

うーん、いくらかかったんだろう???

 

昨夜は支持者達によるvigilが開かれました。

vigil・ビジルとは、キャンドルなどを持って夜に開かれる集会の事。

ニュースで話題になったような被害者が亡くなった時などに開かれたり、

宗教的な意味合いもあるのではないかと思いますが、

こういった抗議運動をする時にも開催されるそう。

 

パロアルトで抗議といえば、ご存知、パロアルト・ハイスクールの目の前、

Town and Country前の交差点です。

地元紙によるとここにhundreds(数百人)の人が集まったとの事ですが、

普通の交差点です。そんなに人が立てるとは思いません。

まあ、アメリカですのでその辺は大雑把です。

それでもプラカードやキャンドルを持った人たちがたくさん押し寄せて、

彼女のサポートを訴えました。

 

彼女は公の場で証言してもいいと言っているようなので、

今後の政治の動きによってはそうなる可能性もあります。

 

それにしても数十年も前の話で自分の進退やプライバシーが脅かされるなんて。

今頃自分はそんな事がないようになんて冷や汗をかいている男性も多い事でしょう。

若気の至りなんて言葉はこちらにはないんでしょうかね?

 

 

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