Choirs Solo Showcase・コーラスのソロ発表会

先日、子供達がソロで歌う発表会があり楽しんできました。

 

中学でコーラスの授業を取っている子の中から

オーディションで選ばれた20組強がステージで発表。

カラオケ発表会みたいな感じ。

選抜は全員参加ではなく有志です。

 

ヒットチャートの曲や映画、ブロードウェイミュージカルの曲、

オリジナルの作詞作曲を独唱する子、ウクレレやギター伴奏付きなど多種多様。

みんなの前で歌いたいと立候補する子の数が多く、

オーディションで落とされた子も結構な数だったそうです。

 

日本だったら、こんなに沢山の子が人前で歌おうとはしないだろうな。

目立ちたい子が多いというよりも、

あまり緊張感もなく当たり前のように子供達が望んでいる感じ。

やればいいと思う事には積極的に行動するこちらの環境が反映されてます。

 

選曲も自由だったのですが、バラード系が多く、

中にはエルトン・ジョンとか親たちがノリノリになるものも。

ロックやラップなど はありませんでした。

映画音楽やミュージカルなどの曲を選ぶ子も案外多い。

 

こちらでカラオケする時も

今ニューヨークで始まったばかりのミュージカル曲を歌う人がチラホラいて、

これがトレンドなんだ〜と感心したものです。お国柄でしょうか。

 

うちの子は友達のピアノ伴奏で参加しました。

これは私がびっくり!

だってピアノは一年ちょっとでやめちゃって、本当にレベルが低いのです。

日本だったら恥ずかしくてステージに立とうとは思わないレベル。

それでも彼女は簡単な楽譜を見つけて来て、一人で練習し、

(えぇ、本番でも間違えてましたよ。)

それなりな伴奏はしてました。

こんなんで演奏させてくれて、本人は自信をつける訳ですから、

音楽の先生には感謝です。

こうやって自意識の高いアメリカ人は形成されていくんでしょうね。

 

他の子達も実力は様々。

友達と一緒にハモってるグループもいましたが、

(これ日本の合唱なら当たり前だけど、こちらの中学レベルでは珍しい。)

音程は合っていませんでした。

同様にウクレレを弾きながら歌った子もウクレレのチューニングはイマイチ。

 

逆に普段からボイストレーニングを受けていて、

びっくりする位の美しい歌声と踊りを披露してくれた子もいます。

もうお金を払ってもいいくらい。

 

こちらではブロードウェイやハリウッドを意識して、

普段から歌・踊りと演技のトレーニングしている子もちょくちょくいます。

シアター(演劇)も人気で、地元にはいくつか子供用のシアターがあり、

小学生でも驚くほど演技の上手な子も沢山います。

 

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この発表会、服装をきちんとするように指示があったので

普段はジーンズやレギンス・短パン姿の子達もきれいに着飾っていて可愛かったです。