初ロックダウン

先ほど高校がロックダウンされました。

 

ロックダウンとは

犯罪者の侵入や銃撃事件などの際に学校の教室をロックし犯罪に対応するもので、

子供達は小さな頃から毎年防犯訓練をしています。

また、近隣の学校では時折実際にロックダウンされた話を耳にしますので、

アメリカ人なら一般的な用語。

。。。なはずですが、いざとなると一瞬頭が真っ白になりますね。

 

今日はやや遅れて家で一人昼ごはん、

それも桜の木の下で一人お花見をしようと椅子を出していた時に

携帯のテキストが鳴りました。

 

”暴力の予告電話があったので安全のため学校をロックダウンします”

 

あれ、ロックダウンって何だったっけ?というのが第一反応。

そう言えば補習校で訓練したような。親が迎えに行かないと帰れないやつかも。

今、授業中だから、まぁ、いいか位の思いで、昼ご飯の準備を続けます。

でも1分後には

待てよ、私がお迎えに行かなくっちゃ帰れないとしたら子供の自転車はどうしよう。

今日、早退の予定の人はどうなるんだろう。

あれ、下の子の用事はできるのかな。車、どこに止めよう。。。

教室に閉じ込められたらかえって危なかったりしないのかな

とだいぶ、頭の中が混乱してきました。

 

何かもっと情報が欲しいと思い、ようやくPCを開けて、メールチェック。

あらら、メッセージが3通入ってる。

 

で、一番役立ったのがTwitter。

パロアルトの警察が随時つぶやいてくれていて、途中経過がわかります。

捜査の結果、間も無くロックダウンは解除になりますとのつぶやきまでは

2時間もかかりませんでした。

 

念のため、警察官が学校の周りにいてくれるとの事。

パロアルトはもちろん、スタンフォード大学と

お隣マウンテンビューとメンローパークの警察官も協力してくれているそうです。

 

その後も5〜6通のメールが入り、最終のテキスト、解除のお知らせが入りました。

メールの内訳は学校から、ディストリクトから、ニュースアラート等、

皆、自分があらかじめ登録しているものです。

 

これで終わったから良かった。母のロックダウンデビューは無事終了。

 

子供が帰って来る頃には

何事もなかったかのように平静を装って迎える事ができそうです。