印象的だった授業・・・クラスでの劇

下書きしたままアップロードしなかった記事を発見!

あまりにも遠い昔の話で

いいボケ防止になりそうだ。

 

私は小学校の劇が嫌いだった。

理由は自分が下手くそなのはわかるけど、どうしたらいいのかわからなかったから。

大きな声で私がしゃべると周りが笑う(ような気がした)。

劇団とか演じるとかから最も遠い世界にいる人間だと思う。

 

うちの子たちはまた違った理由で、劇が嫌いだ。

彼らは人の前に出るのを極端に嫌がる。

人に話すのも嫌いで、先生にも私にもあまり話をしない。

キンダーでは学校一熟練した先生のクラスだったが、話をしてくれないと先生に目の前で泣かれた。

 

筋金入りである。

 

そんな子供の反抗期前の小学校での劇のお話です。

 

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アメリカに来て感じた事、シアターと呼ばれる劇が盛ん。

そして子供たちがちっちゃな頃から上手!

見た目の美しさもさる事ながら、天性の女優・俳優がわんさかといる。

地元に根付いた劇団も多いし、学校の劇も多い。

大学の専攻にするために日頃から鍛えている人が沢山。

演じるためには時代背景やら色々勉強しないと演じきれないし、

作家や大道具、音楽、照明、演出まで多岐に渡る分野に通じる総合芸術ですね。

さすが、ブロードウェイやハリウッドの国です。

 

てな訳で、小学校から先生がクラスで劇をする機会があります。

今回は地元紙のニュースにもなったとある2年生の担任のクラス劇、

”No turkey for Perky・ノーターキー フォー パーキー”

下手に日本語訳しない方がしっくりくる。

パーキーという犬にターキーはあげないんだよーというオリジナル劇で、

毎年サンクスギビングの頃に演じます。

今年で17回目だそう。

学校の他のクラスの子の前などでも繰り返し演じます。

この先生は卒業生からも愛されていて、大きくなっても子供たちがクラスに遊びにきます。

記事では8年生の子が見に来ていました。

 

この劇、結構テキトーなんです。

この先生は本当におおらかで明るい先生で、

生徒たちが自分たちで考えた役で、オリジナルの演技をします。

おおまかな役柄とストーリーがあるだけ。

今年はチアリーディング・トマトや消防士玉ねぎなどが演じたようですよ。

2年生のアイディアですから、それなりに可愛いです。

 

うちの子の年もサラミ役の友達が妙に可愛かったなぁ。

そういえばうちの子は何だったか覚えてないな〜と思って聞いたら

演じるのが嫌だったから、ナレーター役だったんだそうな。

 

この翌年・3年生のクラス劇では完璧に裏方に徹していて、

クラスで一人だけ前に出てしゃべらなかったのを思い出した。

当日楽しみにしていた母は、幕が下りるまで自分の子を見つける事ができなかった。

 

血筋だ。

 

まだまだ夢と希望のかたまりの我が子ですが、将来女優にだけはならない事が決定しております。

 

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