コロナ禍のアメリカ大学受験

新型コロナウイルスの影響が長期化するにつれ

アメリカの大学受験も多くの学生達に影響が出ています。

 

今年新入生となった学年の受験は

蓋を開けてみたら、カリフォルニアの大学では州内の学生の比率が高まったようです。

トランプ政策の影響力はわかりませんが、

テストスコアが十分に揃わない分、学校の成績や推薦文の比率が高まった可能性アリ。

この学年は新学期なのにオンラインで家にいて、

新しい学校を見ていない

スポーツ入学の子はスポーツができなくなって転校の許可が出た

など異例の事態になってますね。

 

これから受験を迎える現シニアの学生は、

すでにテストの登録をしたのに会場がキャンセルされたり色々と苦労しているようです。

そしてその苦労はまだ続くので、少し情報を羅列します。

 

テスト情報はカレッジボードのサイトに少しまとまってます。

pages.collegeboard.org

 

この情報と学校カウンセラーからの現時点での情報をまとめてみました。

 

-PSAT

ウェブでは10月末の予定ですが、冬に行うとのアナウンスがあったらしい。

まだ日程が出ていない

上位者が表彰され(入試に有利とされる)ナショナル・メリットに関してはこれから方針が示される。

という事で、これに奨学金を出すナショナル・メリット企業もまだ方針が決められずにいる。

 

-SAT/ ACT

〜キャンセルされまくって学生は大変な思いをしています。〜

すでにUCを含む大学の6割が受験に必要ないと宣言しています。

(残りの4割はどうなのよーーー。8つのミリタリー学校や他州の有名公立校はテストが必要です。)

CSU(カリフォルニア・ステート・ユニバーシティ)は今季の受験に関してはテストブラインド、

提出されてもテストスコアは見ませんという方針。(だが、来年は知りません)

NCAA・スポーツ入試の人たちもテストはオプショナルになったようです。

 

-カレッジ・ビジット

大学見学は引き続きバーチャル(これは経済的にも助かります。大学見学した方が有利なんてのは不公平ですし。)

大学の採用担当者は全米の時には世界中の高校を廻りますが、これも基本はバーチャルです。

バーチャルでも授業を休む必要があるかもしれませんので、学生はきちんとした手続きが必要です。

 

現時点での情報ですので、常に最新の情報を仕入れて下さいね。

ジュニアの子たちは今、やれる事をやって来年の状況を想像するしかないですね。

 

コロナも山火事も早く収まってくれるといいです。

 

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

 

siliconvalleyway.hatenablog.com