アメリカは家の大きさなどの制限が住むエリアによって細かく決められていて、
ご近所さんは似たような大きさの家が多いです。
だから住所を聞くだけで裕福なエリアかどうか、なんとなく想像がつきます。
今回見つけた地図は郵便番号ごとに平均世帯収入と平均納税額を色分けした地図です。
引っ越しや旅行の際、治安などのちょっとした目安になります。
これはカリフォルニア州の納税額から割り出したものなので、
カリフォルニア分しかありません。
どこの地域が沢山納税していて、
どこが少ないかとランク付けしたサイトもありました。
これによるとカリフォルニア州内で最も沢山納税しているエリアは
Atherton・アサートンで
平均年収額が1.7ミリオン(本日レートで1億8千4百40万円くらい)。
こちらのお宅の敷地は1エーカー以上、昔からあるまさに豪邸街です。
平均納税額は19万6千ドル(212万ちょっと)、これは州税です。
アメリカはさらに泣く子も黙るIRSに
連邦税を納税しなくてはなりませんので、
彼らは毎年テスラやメルセデスが買える位の額を納税しています。
さらに持ち家ならば高い固定資産税も何万ドルと払っている事でしょうから
高級車数台分は確実に税金に消えていると思われます。
パロアルトの家は1エーカー以下でなくてはなりません。
それでもこのランクのトップ25に2つのエリアが入りました。
第6位にダウンタウンやクレッセントパークと呼ばれる住宅街をカバーする郵便番号が
ランクイン。世帯平均収入は1ミリオンを超えています。
ミッドタウンと呼ばれるまさにパロアルトの真ん中あたりが23位でした。
その他にシリコンバレーからリスト入りしたのがロスアルトス、
あとはサンフランシスコのZIPコードです。
南カリフォルニアからはニューポートビーチやサンタモニカ。納得ですね。
なお、このランクは世帯数が20以下のエリアは入っていないそうです。
この計算方法だと例えばディズニースタジオのあるエリアは
平均納税額が7.7ミリオンになってしまうんだそうな。
逆に納税額の低いランクも、
サンルイオビスポの平均収入が1万ドルを割ってしまっているけど、
敷地のほとんどが学校だからだとか。
あとは広大な農場で季節労働者が多く来るエリアなどもランクインしていますが、
背景には事情があるのでそんなに恐れなくても大丈夫です。
これまでにも紹介してきた地図と同様、あくまでも参考程度に活用して下さい。
siliconvalleyway.hatenablog.com
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