Baccalaureate...のバカっ!!(な私)
Baccalaureate
バカローリエ
ばかろうりえ
日本語にするとイマイチ〜。もうしつこいですね、このブログだけで3回目。
行ってきました〜。感動!!!
まだ興奮冷めやらぬ状態です。
バカローリエとは元はカソリックの宗教的なイベント。
イギリス発祥の厳かで神聖なるものだそうです。
高校やカレッジを卒業するシニア達を送り出すイベントとして
アメリカではとっても当たり前な行事だとか。
このブログで”タレントショー”とか”日本語だと変〜”って騒いでいた私に天罰です。
ジーンズで行っちゃいました!
下の子は出発30分前でも寝ていたので
スウェットパンツにロックバンドのドクロの絵が描かれたパーカー。。。
会場はカリフォルニアなのに皆さんオシャレ!肩出しフォーマルドレスもいましたよ。
ごめんなさーーーい!
会場は前方の真ん中のいい席をゲットしましたが、私たちの両脇は空席。
避けられてる???少し空いたお隣の席もアジア系でジーンズの両親。
向こうはスニーカー、私はフラットなバレエシューズ。勝った〜?、
いや、どちらもいけません。。。。
神を冒涜する気はありませんが、今更着替えられない。
その神聖なバカローリエのプログラムは
卒業生入場、生徒会長のスピーチ、高校コーラス隊による国歌斉唱とさらに2曲、
生徒の余興3つ、ゲストスピーカーによるスピーチ、締めのコーラス、
卒業生退場の流れ。
余興部分のビデオを過去に見た事があったので
タレントショーのようだとずっと思っていたのです。
これもオーディションによって選出されまして、
全部で20組ほどチャレンジしていました。
選ばれたのは、
1:ピアノとバイオリンのデュオ、
2:6名によるダンス、
3:ピアノ、バイオリン、チェロのトリオでした。
偶然にも3組とも馴染みがある子達です。
実は2はうちの子が入りました!
だから終わった今、ジーパンで浮いてしまった気分と一緒になって興奮状態です。
ダンスをしたのは小学校からの仲良しの子とそのスタジオの子、
学校のダンスチームの子、今同じスタジオの子、
ようやくみんな一緒に踊る事ができました!
即席チームですが、みんな小さな頃から踊っているせいもあって息もピッタリ!
盛り上がりましたよ。
おとといは友達の衣装のサイズ直しをなぜか私がしていました。
アメリカ人は裁縫をしない親が多いし、
オーディション結果が出てコスチュームを発注するまで時間が足りず、
業者に出していたら間に合わない(汗)
そして昨日はなぜか1のペアが我が家でリハーサルをしました。。。
我が家にはグランドピアノがあるからという理由。
娘と仲のいい男の子達で、
バイオリンの子の誕生パーティーをなぜかうちでやった事があります。
ピアノを弾いた子は日本語も話す日本通。
野球のスカウトで大学に進学しますが、
クラリネットもオーケストラのソロイストに選ばれた多才な子です。
選曲は坂本龍一の戦場のメリークリスマス!すごく綺麗でした。
ゲストスピーカーはQuizletという学生に人気のアプリケーション会社の創業者。
地元なのでそれなりにつながりがあるようです。
生真面目な感じの人ですが、所々にユーモアや対話を交えて、楽しいひと時でした。
ただのオタクではなく、こういう話術にも優れているのが、
こちらの理系の特色だと改めて感じました。
壇上には常に手話の人がいて通訳していました。
歓声が大きい時は大きな身振りで、楽器の演奏時には楽器の真似をして
音がある限りずっと動いていなくてはなりません。結構な重労働ですね。
締めのコーラスは再び高校のコーラス隊。
クイーンのメドレーで一部踊り付き。盛り上がりましたよ。
Bohemian Rhapsody・ボヘミアンラプソディのオペラ部分の
”ガリレオ、ガリレオ♫”と連呼する部分で
生徒達の後ろから出てきたのが本名ガリレオ君。彼のソロへと続き、会場は爆笑です。
ガウン姿の子供達が退場した後は家族も合流してアチコチで写真撮影!
晴れてて良かった。数時間後には雨となりました。
娘は汚いジーパン姿のママともなんとか一緒に写真を撮ってくれましたが、
帰りはお友達の車で別行動。
中学の時は一緒の写真をすごく嫌がったのでそれよりは大人になりました。
今夜は我が家に友人を呼んで卒業式のキャップに
進学する大学の名前をデコレーションするクラフトをします。
もう少しの間、幸せな忙しさが続く予定です。