中学校のオープンハウス
昨日の夜、中学校のオープンハウスに行ってきました。
先生が普段子供達が学んでいるプロジェクトなどを展示した教室を解放してくれます。
親は子供と一緒に語学や数学などの部屋を回りながら、
どんな事を学んだのか説明してもらったり、
そこにいる先生や友達ファミリーと談笑したりする事ができます。
小学校までは送り迎えで毎日先生と話をする機会がある上にボランティアも沢山。
プリントも沢山持って帰ってくるので、
子供が今どんな勉強をしているか、
誰と仲良くしてるかなどがいつでもすぐにわかります。
それが中学になると自分で自転車で通学するようになったし、
ボランティアの機会も激減。
ボランティアをしてもクラスの中で子供とべったりというものが減ってきます。
ライブラリーで長い時間本の修理などをして過ごして、
我が子の姿は一瞬たりとも見かけないとか、いても向こうが近づいてこないとか。
中高生になると子供達はいつも携帯にEarbud・イヤーバッド=イヤホンをしていて、
何か話しかけても無視されたり、
返事をしてもらえても"nothing"とかかったるそうに返されたりの日々。
学校から帰ってきて”ママ、あのね、今日ね、こんな事があったよ”とか
天使のような笑顔で語ってくれた日々を
涙を浮かべながら思い出す生活になるのですよ。
親も嫌われたくないから、
知りたいけどあまり学校生活の事とかを根掘り葉掘り聞けずじまい。
何も知らないうちに、オフィスから怪我したとか、
カウンセラーや校長先生から問題がありました〜とか
突然電話がかかってきたりするのが中学生活。
上の子の時もそうでした。
だからオープンハウスも恐る恐る下の子に”あるけど行く?”って聞いてみたのです。
そしたら案外素直に”行く”との返事。
実はその時間は習い事があるのですが、その先生が嫌いになってしまったので、
それよりはオープンハウスの方がましだと考えたんだと思います。
私はポーカーフェイスを装いながら嬉々として学校へ向かいました。
行ってよかった〜。
色々とプロジェクトの説明をしてくれて
(実は日本語で解説してもらったから言葉足らずで全然何を言っているかわからない。
うちの子は日本語が弱いのです。
でも英語だったら私が理解できないから、これはしょうがない。)
次々と教室も回ってくれました。
子供の大好きな先生と会話もできたし、
友達とのやり取りも垣間見れたし、
何より自分に子供が話をしてくれる事が嬉しい、嬉しい!
調子に乗って教室で二人一緒のセルフィー(自撮り)をしたら
ムッとされましたけどね。母はそんなの構わないのよ〜。
ポエムを集めたファイルとかもすんなり見せてくれました。
自分が中学の頃だったら親になんて見せられないで抹消してただろうな。
つまり自分よりは素直に育ってるんだなぁ。
学校生活はそれなりに楽しんでいるようなので、安心です。
理科のコーナー。
子供の必需品、Earbud・イヤーバッド=イヤホンの仕組みを
わかりやすく説明してくれています。
分解した現物の展示と
プラスチックカップを使って同じ原理の大型Earbud模型を作ってくれました。
結構シンプルで驚いた。先生ナイス!
私以上に子供と疎遠になっている父親にもチャンスをあげられれば良かったな。
オープンハウスはこれがラストチャンスで、もう秋からは高校生なのだ。