アメリカの大学受験・・・Presidential Scholars

今日の話は、Presidential Scholars・プレジデンシャルスカラーズ。

大学受験に有利な賞ですが、まったく身近ではないです。

 

カレッジアプリケーション(願書)に書ける賞は

クラスで一番とかのレベルではなく、

州レベル、国レベル、もちろん国際レベルを書けと言われます。

それもジュニア・シニアの年が特にいいようです。

 

学校の表彰でももちろんいいと思います。

それすら、滅多にもらえるものではありません。

 

アメリカが国でやっているものとして

恐らく最高峰のレベルがPresidential Scholars・プレジデンシャル スカラーズです。

大統領から褒賞される奨学生で

全米中からごく一握りの優秀者がホワイトハウスに招かれメダルを与えられます。

 

2018年は全部で161名でした。

カリフォルニアからは6名。少ない州は2名。

全ての州から男女平等にノミネートされるのが基本なようです。

 

どんな人がもらえるかというと

SATやACTで優秀な成績をおさめるか

Young Artsという毎年開催されるアートの奨学金コンテストで

優秀な成績をおさめた人。勉強か芸術で表彰を受けます。

 

SATやACTは当然テストが満点の人たちでしょう。

その中から例えばACTは男女20名ずつをリストアップしノミネートするようです。

細かい基準はわかりませんが、

ここでもまた住んでいる州によって不公平さが出てきそうですね。

 

プレジデンシャルレベルの事を成し遂げるのがいかに大変か垣間見れたと思います。

だから100時間のボランティアでもらえる

プレジデンシャル・ボランティア・サービス・アウォードはお買い得!

(きのうのブログを見てね。)

 

Young Artsは写真や作文、ダンス、音楽など

いろいろなジャンルでチャレンジできるコンテストで、

国レベル、州レベルで表彰があります。

このコンテストに勝つと奨学金がもらえるのはもちろんですが、

賞をもらった人だけのサークルに入れたり、パフォーマンスがあったり、

お金以上に名誉です。大学受験にももちろん有利です。

ローカルレベルから入賞できるので

腕に自信のある人は申し込んでみる価値があると思います。

 

youngarts.org

 

SATもACTもYoung Artsもジュニアあたりからチャレンジしますけど

プレジデンシャルスカラーが与えられるのは高校を卒業するシニアのみ。

シニアはおよそ360万人いると言われていますので、

ホワイトハウスで大統領と一緒に写真を撮れるチャンスは

0.000045パーセント。。。。

 

ん〜狭い!

下の子がシニアになってもきっとトランプだからな。だったら別にいらないかぁ。

という事にしておこう。