近頃流行なもの・・・Crazy Rich Asians(クレイジーリッチ!)

今日の流行は子供ではなく、大人です。

全米で同時にものが大流行するのは珍しい現象なのですが、

シリコンバレーでは特にこの映画が大大ヒットで記録を塗り替えています。

 

Crazy Rich Asians・クレイジー リッチ アジアンズ

http://www.crazyrichasiansmovie.com

 

読んで字のごとく、スーパーリッチなアジア人のハリウッド映画。

ハリウッドらしいスケールと、

すべてアジア人のキャストで撮ったという事でも話題になっています。

 

確かにハリウッドでアジア人の割合はものすごく小さい。

人種差別だと話題になったアカデミー賞も黒人と白人ばかりがフィーチャーされて

アジア系は蚊帳の外といった感じでした。

これまでメジャーな映画にアジア人が入る時も

なんとなくすべての人種を入れなくてはならない、

いわゆるDiversityに配慮して感があります。

 

この映画もキャスティングには当初から反論が多くて

最初は白人女性を使うように言われていたようです。

主人公の人たちはそれなりのキャリアがありますが、

ハリウッドのメジャー級とは言えない人たちではあります。

 

さて、Crazy Rich・・・がシリコンバレーで特に大ウケの理由には、

この辺にアジア人が多い事に加えて、

監督が地元では有名なレストランオーナーの息子だからという事があげられます。

 

ここのレストラン自体もかなりやり手で、一等地の大きなお店で、

中に入るとこの店に訪れた歴代VIP、外国の首相などの写真が並べられています。

味はアメリカらしい大味、甘くてしょっぱくて・・・という感じなのですが、

そこがかえってアメリカ人に人気。

 

今、この映画の半券を持ってレストランへ行くと

ドリンクがサービスだという事でこの週末は長蛇の列ができあがる騒ぎです。

たかがドリンク、されどドリンク。

 

日本での公開はほぼ一ヶ月後。

タイトルはクレイジーリッチ!なようです。

舞台がシンガポールなので日本にいたらあまり親近感がでないのかもしれませんが、

海外にいるアジア人としては大変に誇らしい映画です。

 

<追伸>

私はこの映画で何故か泣きました。

まあ、アラレちゃんの映画見ても泣いちゃう私なので(古すぎてゴメン)

特に珍しくもないかもしれませんが。

更に言うと、私の両脇も泣いてましたし、

うちの子が行った時の高校生のグループも女子は皆泣いたそうです。