nationwide walk out (全米同時デモ)〜パロアルト学校編のまとめ
毎年3月14日はパイの日と騒ぐシリコンバレー。
今年はパイよりもwalk out。全米同時デモが平和的に行われました。
パロアルトハイスクールでは学校の前に子供達が集まり、銃規制を訴えました。
この高校はEl Camino Realという大通りに面していて、
通りを隔てたショッピングモールはデモによく使われる場所。
こちらには大人たちが主に集まりました。
通りの両側が人だかり。
さらに、すぐ近くにあるお嬢様学校、Castilleja Schoolの子達も合流です。
ここの学校は水色のミニスカートが制服でとても印象的なのですが、
(毎年誰かしらがハロウィンのコスチュームにしたりするのが微笑ましい)
このミニスカートを履いて、
お手製のプラカードを持って行進して来る女の子達の姿は圧巻です。
プラカードもきちんと綺麗なフォントを使っていて、
なんだか雑多な公立校との違いを感じました。
集会では過去に銃被害にあった人の遺族などがスピーチをしたようです。
さらにこのエルカミノ大通りを数ブロック行くと
エルカミノパークという公園が有ります。
そちらには近隣都市のメンローパークや
イーストパロアルトからの学生たちが集まりました。
およそ1500名ほどになったようです。
彼らの行進した距離はかなり長いです。
普通だったら歩かないような距離を事前に届け出た上で行進しています。
朝は何時に出発したのでしょうか・・・。
デモはしない方針のパロアルトの小学校、
すでに名乗りをあげていたJuana Briones Elementaryに加え、AddisonElementaryというダウンタウン近くの小学校も加わり2校はマーチアウトしたそうです。
中学生も時間には外に出ましたが、
うちの子の話によると外に出ただけで、特にイベントはなく、
また17分後にすぐ教室に戻ったとか。
まだ皆、あまり意義がわからないようで、
高校のような盛り上がりはなかったようです。
いつかは彼らもデモの意義を理解する日がくるのでしょう。
パロアルトから発信した子供達の意思表示。
きちんとメッセージが伝わって、
銃規制と学校の安全が保障される動きが加速することを願います。
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