呼んだだけで146ドルの請求
常日頃から業者は呼んだら100ドル、
修理を頼んだら200ドルというのが私の中の相場でした。
そろそろこの価格を改めなくてはいけません。
シリコンバレーの物価は上昇し続けています。
最近、ディッシュウォッシャーの下から水が漏れているのを発見し
Plumber(配管業者)を呼びました。
ちなみにパロアルトの配管は古く細く、更に築50年以上の家も多いので
日本よりもPlumberの需要は非常に高いです。
だから業者も沢山いて、それなりに競争が働いているはず。
今回はお隣りの都市から評判の良かった所を呼んでみました。
時間通りに担当者が来て現場を一眼見てすぐに診断。
配管ではなくディッシュウォッシャーの問題。つまり彼らの専門外。
直すならappliance(家電)の専門家に依頼しなくてはなりません。
ディッシュウォッシャーを少し運転させただけで引きずり出して見る事もせず
”LGはすぐ壊れるからやめた方がいい”というアドバイスと
もしも直すならと専門業者の電話番号を残し帰りました。
滞在時間は10分もありません。
後日、請求書が送られて来ましたよ。
ご覧の通り146ドルです。チーン!
下の方にFor billing inquiries....”請求に関する質問はこちら”と電話番号があります。
電話して相手を言い負かすような知識も語学力も演技力もないし、
当然、向こうは百戦錬磨だろうし、どうしようかと悩みましたが、
まあ説明を聞いてみようかとも思い電話しました。
出て来た言葉は"Our mimimum charge is $146"。
さっくりと最低料金が146ドルとの事。
つまり、5分だろうが1時間だろうが、
呼ばれて仕事をした時点で146ドル(本日レートで16,197円)
そしてこれが時給です。
ちょっと作業をして1時間を超えたら$292(3万2千円ちょっと)になる訳です。
そう言われたら仕方ないですね。近々、このお金は払いましょう。
さて、問題のディッシュウォッシャーですが、
これまた業者を呼んで直すとなると簡単にLGの本体価格に並んでしまうので
新品を買いました。Yay!
新品を取り付けに来た業者は
散々私に催促されながらスケジュールを組み
丁寧に確認の電話を複数回入れてくれ
二人掛かりで思いディッシュウォッシャーを運び入れ
古いものは運び出し
水漏れの後を指摘して、一緒に心配してくれて
新しい分の動作確認をした後に帰りました。
こちらは二人で、前述の配管業者とほぼ同額の$150。
配管業者と取り付け業者の求められる能力の差が賃金に出てますかね。
は〜それにしても人件費はほんと高いです。