Back to School Packet・バックトゥースクールパケット

長い夏休みも終わり、いよいよ学校が始まります。

この時期はあちこちでback to schoolという言葉が飛び交います。

読んで字のごとく、学校に戻ること、新学期です。

 

お店に行けば、あちこちでback to school saleの文字を目にし、文房具や洋服、

コンピューターなどのセールをやっています。

(でもね、あんまり安くないと個人的には思います。目玉商品に紛れて高いものも。

バインダーがこっちのものは2ドル50セントなのに、

すぐ横のものは7ドルとか10ドル以上とか。

棚のすぐ下についてる値札も違う商品のものだったりするので要注意です。)

 

学校が始まる直前に送られてくるのが、

Back to School Packet・バックトゥースクールパケットです。

 

今年はこんな感じ。

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中学校と高校から。

この一年間に必要な契約書やクラブの案内、寄付を募る書類も色々。

半分はPTAがらみ。(高校は生徒も加入できるのでPTSAと呼びます。)

 

学校の先生は授業を教えるのが仕事。

学校の運営を支える雑用や学校資金を集める仕事などは

親達のボランティアで成り立っています。

PTA会費を集めたり、学校オリジナルグッズを売ったり、

年間のボランティアを募集したりするのがこの時期。

このパケットもPTAが作って送ってくれました。

 

公立高校は授業料が無料。運営は主に寄付金で賄われています。

パロアルトの場合は、Palo Alto Partners in Education・

通称PiE(パイ)というシリコンバレーらしい名前の団体が

小中高の資金を一括してやりくりしてくれていて、この時期に寄付金の依頼が来ます。

 

音楽や体育の先生、理科の実験をしてくれる人、

先生をサポートするAide・エイドのお給料、授業で使う文房具、

学校の遊具などなどPiEが支給するのです。

親達はここに一括してお金を送るだけ。

その際、このお金はこの学校に使って下さいとか指定もできます。

PiEでも多くの親がボランティアをしています。

 

寄付文化の乏しい私たちは額とか時期とかやや戸惑う事もあるのですが、

このくらいを目安に寄付して下さいというsuggestion価格が書いてあります。

 

PTAは両親が加入したとして生徒一人あたり300ドル弱、

PiEは生徒一人あたり1000ドルです。

昔のsuggestion価格は500ドルも行かなかったのですが、随分と上がったものです。

 

毎年一万ドル以上、寄付する人達も随分いますし、

全然しない人もいる事でしょう。

 

パロアルトでは年に一度、誰がいくら寄付したかの情報をまとめて雑誌にします。

エリアによっては誰がいくらとか教室に張り出したり、

払わない人に電話をかける所もあるようです。(パロアルトもしてるかも)

我が家は当初、特別に英語教育をしてもらうELLプログラムで

子供がお世話になったりもしたので、PiEへの寄付は欠かした事がありません。

去年は意図的にちょっと多めに、

その前は単純な計算ミスをして多く寄付しちゃいました(汗)

 

その他、高校は図書室のほか、音楽や演劇、メディアなど授業をする部署などからの

寄付の依頼が個別に来ています。

 

とにかく毎年カラフルですごい量の資料です。これでも随分少なくなったんですよ。

以前は学校の決まりごとが書かれた分厚いハンドブックが入ってて、

渡米直後は辞書を片手に必死になって中身を判読しました。

私は今でも片手間にできないので、

学校が始まる前の週末にじっくりと時間をかけて取り掛かっています。

 

これらの書類に目を通し、サインをし、小切手を同封し、

まとめて封筒に入れて新学期に学校へ戻します。

 

今はかなりウェブから寄付ができるようになって来て、

小切手を切る枚数も減りました。デジタル社会に感謝です。