Google自転車
シリコンバレーの有力企業といえばGoogle。
有名になって久しいですが、まだまだ羽振りは良いようです。
社員向けの無料食堂など様々なサービスを展開して話題をさらっています。
社員の出入りも激しいようです。
ご近所でGoogleに残っている社員の方々は、いずれも羨ましい環境で生活しています。
やめて一旗揚げた方々も結構いらっしゃいますね。初期の社員は同年代が多いです。
残っている方でも新たな現場で活躍されている方でも
Wikipediaに名を連ねる著名人となってる方が何名もいらっしゃいます。
とても行動力のある集団なのだろうと推測しています。
普通だったら同じレベルで話をするのもはばかれるような方々とも、
子供の友達の親という事で普通に挨拶できるのも
シリコンバレーで子育てしてるメリットですね。
グーグルのラリーペイジさんとも
子供がらみのパーティーでお話をさせて頂いたことがあります。
あ、しっかり英文法を訂正されましたけど。
日本人の語学力に対する印象を悪くしてしまってごめんなさいねー。
(単なる自慢話です。)
そんなGoogleは、キャンパスがとにかく広い!という事で
社員は無償で自転車が使えるようになっています。
それがGoogle bike。
私、無料のお食事はわざわざ食べに行ったんですけど、
この自転車は乗った事がありません。
いくつか種類があるようですが、一説によると重たくて乗り心地はイマイチだとか。
敷地内には沢山放置されているこの自転車、
鍵もなく、特にきちんとした管理はされていないよう。
昔流行ったベネトンカラー。(あ、これもわかる年代の人だけでOKです。)
とにかく派手なので、普通は盗んで乗る気にはならない・・・と思いきや、
近頃マウンテンビューの街角(キャンパス外)でも見かけるようになりました。
いつぞやはちょっと離れたメンローパークで、明らかにホームレスと思われる人が
このベネトンカラーの自転車を漕いでいました。
しかもちょっとした上り坂を一生懸命に。
一見、異様な光景でしたが、なんかちょっと微笑ましくもありました。
その後、何回かこの自転車を使っているホームレスの人を見かけました。
誰も咎めないんだろうな。グーグルも儲かってるし。
盗まれた物なのか寄付された物なのか、その後、どうなったかもわかりません。
少なくともしばらくの間は彼が自転車を占有できてるのですから、
おおらかな場所ですね。
写真はなぜか整然と乗り捨てられているGoogle自転車。
マウンテンビューの街角にて。シリコンバレーらしい光景だと思い撮影しました。