大雑把 その4 中学の家庭科
子供が中学校の家庭科でString Bagを作って来ました。
私も中学の家庭科で作りました。”ずた袋”って名前だった。イケてないわ〜。
授業料が無料の公立校なので、この材料費も無料です。
数ある布の中から、
大阪のおばちゃんも真っ青なトラのデザインを選んだ
我が子のセンスもいささか疑問です。
写真で見る限りはきちんとしたバッグに出来上がっています。
確かに機能はしそうです。
ただ、日本の家庭科と大きく違ったのは
1:布の端を折って解けないように縫っていない事。
日本では端を三つ折りにして、しつけ縫いをしてからミシンがけでした。
これは端の処理をせずにいきなりミシンがけ。
2:下に縫い付けてある紐はただ布の表面にミシンでくっつけただけ。
紐の端っこもボサボサのまま。
私の時は布と布の間に紐を挟み込んだ上でミシンがけ。紐はバッグの脇から出るはず。
これは片面の隅にくっついているので
肩にかけた時のバランスが取りにくい。
という事で重たいものは入れられそうにありません。
きちんと先生の指導通りに縫ったそうです。
ちなみに小学校からこれまでで裁縫が出て来たのは初めてです。
おそらく今後も選択しない限り授業には出てこないでしょう。
あとはお菓子を1〜2回作ったら家庭科はおしまいです。
あとプールも2回しかありませんでした。
生徒が増えてプールの回数が極端に減ってます。
それも入るか入らないかは生徒の自由だったそうで、
我が子は1回だけしか泳ぎませんでした。理由は寒いからだそうな。
上の子の頃は体育ではプールの日がもっと沢山あって、
それもいきなりスイミングテストでした。
学校は泳ぎを教えてくれる場だと思っていたのでびっくり。
一定の距離を一定秒数以内に泳がなくては合格がもらえないので、
授業前にプライベートで練習する子達が結構いました。
自宅にプールのある家庭も多いのと、
あちこち遊びに行ったついでに泳ぐから
学校が教えなくても皆泳げるもんなんですよね。
裁縫の布の端の処理とか、泳ぎ方の練習とか
日本のように丁寧に教えてくれるものは少ないと感じています。
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