パロアルトのロバ
近隣の高級住宅街では個人で馬を飼っている人がいたりして、
ベイエリアでは動物たちはぐっと身近な存在です。
パロアルトはどうやら個人の敷地が1万スクエアフットを
超えてはいけないみたいです
・・・facebookのザッカーバーグさんは裏手の家の土地と合わせて
再開発をしようと申請した所、広さの上限を超えたと却下されました。
1万スクエアフットは3千平方メートルくらい。
これは庭にプールやテニスコートは作れるけど、馬を飼うにはちょっと狭い。
ご近所さんは車で15分ほど走った所の馬小屋を借りて、会いに通っています。
そんなパロアルトで長らく愛されているのが”ロバ”です。
個人所有なのですが、Bol Parkという公園に隣接した場所にあり、子供達に大人気。
2頭いたうちの1頭、Miner 49-erが先日亡くなってしまい悲しんでいた所、
近々、新しく仲間がやってくる事になりました。
ちなみに今いるPerryはディズニー映画Shrek・シュレックに出てくる
”ドンキー”のモデルだそうです。声はエディー・マーフィーでしたね。
ロバを一頭育てるのには一年で8千ドルほどかかるそうです。
このロバ、"Barron Park Donkey Project"というノンプロフィットの団体が寄付を募って世話を助けています。
パロアルトには小さいですが、無料の動物園があります。
地元に生息する動物を展示していて、動物との距離も近いです。
出入り口にあるミュージアムは実際に遊びながら学べるとして、
こちらも小さい子には大人気。
Junior Museum & Zoo - City of Palo Alto
もちろんちょっと車を走らせれば、牧場や大きな動物園もあります。
ペットのいる比率とか動物愛護の考えとか、
東京にいた時と違うなと思うのはこんな環境があるからなのかもしれませんね。