国家斉唱

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サンフランシスコ49rsの選手が国歌斉唱を拒否し、話題を呼んでいます。

相次ぐ警察の黒人に対する暴力やアメリカの人種不平等に対しての抗議で、

国歌斉唱の間は敬礼せずにひざまずいて、違った敬意を表しています。

 

国歌斉唱の際、胸に手を当てて歌う敬礼ポーズは

”宇宙戦艦ヤマト”を彷彿とさせますね・・・ん?世代が違う?

 

この選手の行動に対するアメリカ社会の反応が思ったより大きいです。

選手は激しいブーイングを受けたり、オバマ大統領が彼を擁護したり。

 

日本だって君が代斉唱を拒否する教師がいたりして問題になってますが、

ここまで反響が派手ではなかった。

 

他民族をまとめなくてはならないアメリカでは

日本以上に愛国教育に力を入れています。

学校ではPledge of allegiance という国家と国旗に対する忠誠の誓いを暗唱させ、

公式行事では度々この暗唱をする機会があります。

学校で国家を歌いに行った記事は以前書きました。

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

あのヤマトの敬礼をする機会が私でも度々ある訳です。

 

さらに国旗は神聖なもので、忠誠を誓うとともに扱いに対するマナーがあります。

子供の小学校では最高学年の生徒のみ触る事が許されていて、

たたみ方も決まっていますし、地面の上に置いたりしてはいけません。

よく抗議活動で国旗を燃やしたりしますが、

これは日本人が思う以上にダメージを相手に与える訳です。

 

敬礼ポーズを取らないという事は殊の外大胆な行動。

このアメフト選手はこういう社会の保守的な常識相手にも戦っている訳です。

 

参考までに小学校の国旗の掲揚係の写真をあげておきます。

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