シリコンバレーの地ビール

シリコンバレーのイメージに

ビールはなんだかそぐわないかもしれませんが、

美味しい地ビールがあります。

 

Gordon Biersch/ ゴードン・ビアーシュです。

 

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ベイエリアに住んでたら、このビールには馴染みがあるはず。

アイスホッケーのサンノゼ・シャークスと提携しているビール。

全部で10種類ほどのビールをサンノゼで製造しています。

 

ゴードン・ビアーシュはなぜかホノルルのアロハマーケットタワーにお店があり、

そちらの方が日本人には馴染みがあるのかもしれません。

このお店、元はパロアルトにあったのです。大繁盛でした。

 

GordonさんとBierschさんが始めた地ビールの飲めるレストラン。

かなり有名で人気のお店だったのですが、

数年前に酒販をめぐる法律がらみで売却騒ぎとなり

紆余曲折を経た今は

dan gordon'sという名前で新オーナーがお店を開いています。

 

dangordons.com

 

店構えは以前よりもオープンで明るい感じ。

美味しいビールはもちろん、ウィスキーやBBQポーク、

シーフードメニューなど盛りだくさん。お客さんも沢山。大賑わいです。

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カウンターバーの中にはテレビモニターがいくつかあって、

先日行った時にはサンフランシスコ・ジャイアンツとオークランドA's、

2つの地元チームの野球の試合を放映していました。

スポーツバーっぽい雰囲気だけど子供連れのファミリーも多く、店内は明るいです。

店員さんたちも陽気な感じ。

 

やっぱりビールは生がいい!

個人的な感想としては、

ここの茶色く色が濃いスタイルの

いわゆる地ビールタイプのものは少し甘みを多く感じます。アメリカっぽい味。

 

ベイエリアに来たらワインも美味しいけど、

たまには庶民的なビールにも親しんで欲しいです。

Google自転車

シリコンバレーの有力企業といえばGoogle。

有名になって久しいですが、まだまだ羽振りは良いようです。

社員向けの無料食堂など様々なサービスを展開して話題をさらっています。

 

社員の出入りも激しいようです。

ご近所でGoogleに残っている社員の方々は、いずれも羨ましい環境で生活しています。

やめて一旗揚げた方々も結構いらっしゃいますね。初期の社員は同年代が多いです。

 残っている方でも新たな現場で活躍されている方でも

Wikipediaに名を連ねる著名人となってる方が何名もいらっしゃいます。

とても行動力のある集団なのだろうと推測しています。

 

普通だったら同じレベルで話をするのもはばかれるような方々とも、

子供の友達の親という事で普通に挨拶できるのも

シリコンバレーで子育てしてるメリットですね。

 

グーグルのラリーペイジさんとも

子供がらみのパーティーでお話をさせて頂いたことがあります。

あ、しっかり英文法を訂正されましたけど。

日本人の語学力に対する印象を悪くしてしまってごめんなさいねー。

(単なる自慢話です。)

 

そんなGoogleは、キャンパスがとにかく広い!という事で

社員は無償で自転車が使えるようになっています。

それがGoogle bike。

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私、無料のお食事はわざわざ食べに行ったんですけど、

この自転車は乗った事がありません。

いくつか種類があるようですが、一説によると重たくて乗り心地はイマイチだとか。

 

敷地内には沢山放置されているこの自転車、

鍵もなく、特にきちんとした管理はされていないよう。

 

昔流行ったベネトンカラー。(あ、これもわかる年代の人だけでOKです。)

とにかく派手なので、普通は盗んで乗る気にはならない・・・と思いきや、

近頃マウンテンビューの街角(キャンパス外)でも見かけるようになりました。

 

いつぞやはちょっと離れたメンローパークで、明らかにホームレスと思われる人が

このベネトンカラーの自転車を漕いでいました。

しかもちょっとした上り坂を一生懸命に。

一見、異様な光景でしたが、なんかちょっと微笑ましくもありました。

その後、何回かこの自転車を使っているホームレスの人を見かけました。

誰も咎めないんだろうな。グーグルも儲かってるし。

盗まれた物なのか寄付された物なのか、その後、どうなったかもわかりません。

少なくともしばらくの間は彼が自転車を占有できてるのですから、

おおらかな場所ですね。

 

写真はなぜか整然と乗り捨てられているGoogle自転車。

マウンテンビューの街角にて。シリコンバレーらしい光景だと思い撮影しました。

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Leaf blower(リーフブロワー)を入手しました

一軒家に住むと

東京でマンション暮らししていた頃には想像つかなかったような

ガテンな作業が必要になってきます。

さらにこちらは、プロを呼ぶと高い、そして大した技術もない事が多い。

という事で色々と自分でやりたくなってきます。

 

これまでにやった事といえば

雨どいの防水処理、セメントの補修、ケルヒャーでお掃除、鍵の補修、

パイプのつまり取り&お掃除、蜂の巣落とし、石の掘削、

倉庫の組み立て&土台入れ・・・

スーパーグルーを使っての棚の扉の手直しは以前ブログにも書きましたっけ。

 

プレッシャー・ウォッシャーやらハシゴやらプロの道具も色々と入手しました。

 

そして今回ゲットしたのは

ガーデナー(庭師)の三種の神器、Leaf blower/リーフブロワーです。

 

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緑の多いパロアルトではそこら中で

ガーデナー達がこのリーフブロワーをガンガン使って

けたたましく庭の手入れをしています。

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こんな光景。

 

このバズーカのような本体から

空気がもあーっと出てきて地面の葉っぱなどを吹き飛ばします。

ものすごい音と振動です。こちらの製品は音だけは立派。やった気になる。

上の写真を見るとわかりますが、これはレバーを変えると掃除機にもなるんです!

 

ある時は掃除機に、またある時は空気を吹き出して、

蜘蛛の巣などを吹き飛ばしてしまいます。

轟音を立てての蜘蛛の巣退治はある意味”爽快”!

機関銃を乱射した後の薬師丸ひろ子状態(・・・あ、わかる世代の方のみで結構。)

 

そういえばremingtonって有名な銃のメーカー名と一緒ですね。

 

届いたものは本体のみで、電源コードは付いていませんでした。

そんな所にもアメリカを感じます。

ガーデナーさん達は自前で長いコードを買ってるんですね。

 

結構、重たくて、blowした後は埃まみれになりますが、病みつきになりそうです。

 

扉の補修はこちらです。 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

まだまだ続く住宅バブル〜一戸建て平均価格は3.8億円

シリコンバレーは人口が増えています。

それに対し、一軒家の多いパロアルトでは供給できる住宅数が限られる事もあり

住宅価格が高騰し続けています。

 

2017年上半期の住宅価格は新記録を更新しました。

 

パロアルト市全体の平均住宅価格は$3,394,590

本日のレートで換算すると375,624,961.86円、ざっと3.8億円なり。チーン!

 

中でも一番高級なスティーブ・ジョブズ宅のあるOld Palo Altoエリアの平均は

$6,593,402、7億3千万円ほど。

フェイスブック創業者マーク・ザッカーバーグ宅のあるCrescent Parkエリアは

$5,483,714、6億ちょいといった所です。

彼もオールドパロアルトの家を改装中だという噂です。

奥さんは二人目を妊娠中と見受けられるので、

より広い家を建てられる場所を選んだのでしょうね。

 

こちらの住宅は個人売買が基本。

不動産屋さんは最初の目安となる価格を設定して売り出しますが、

買手側はいくらで買いますと自らの価格を提示して(offer)交渉に入ります。

つまり高くても安くても買う人がいて売り手側が了承すれば

その価格で売買が成立するのです。

 

先日は7ミリオン(7億7千万円)ほどの家に

30ミリオンの価格をつけて買った人が出たとニュースになっていました。

 

上半期の統計によると69%の家が提示価格よりも高く売れたそうです。

売り手市場に出ている平均日数は9日。

売り出しの日から数日以内にオファーを出し、

そこから1週間で3億以上の家の売却が決定してしまうというスピード。

人気の家には何件もオファーが殺到します。

 

少し前は中国人バイヤーがパロアルトの住宅価格を吊り上げていると

話題になっていました。今は少し収まったのかしら?

でもまだバスで買い出しツアーに来ているようです。

 

一昔前に住宅を手に入れた我が家では

あまり住宅価格が高騰せず、固定資産税が高くなりすぎない事を祈るのみです。

 

(Intero Real Estate Servicesのデータより抜粋)

アートのような数学の作品

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6年生(パロアルトでは中学1年目)の数学の授業で作った作品です。

私が子どもの頃、美術の時間に”パターン”を使った作品という絵を描いたことがあるのですが、それを連想しました。

 

中心から始めて、対角線上に対照的なパターンを入れるというお題だったそうです。

大きさは全部でちょうど折り紙1枚分くらい。中心はかなり小さい紙切れです。

空間の発想力を高めるのでしょうか。

うちの子の色合いが日本人らしくないわー。

 

こんな数学の授業なら私でも眠らずに最後まで参加できただろうな。

キックスターター商品を使ってみる

早速バッキングした商品を取り付けてみた。ヘルメットがボロボロ。

ファッション的にはイケてない?

日本にいた時だったら人と違うものを身につけるのには抵抗があったけど、

シリコンバレーは皆好き勝手な格好なので。

紫外線を浴びてしまうことを考えたら全然平気だ!

あ、自分がおばさん化してるだけか。

 

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またまたTSAの仕業!

空港で預け入れたスーツケースの鍵の番号が勝手に変えられてしまい

冷や汗かいた話を以前書きましたが、

それからしばらくして同じ日本便でまたしても鍵に細工をされました!

 

今度はどの番号に合わせてもロックされません!

常に鍵が開いた状態。

 

前回の事件以来、主人は荷物をピックアップして空港を離れる前に

ロックをチェックするようになりました。

だってTSAの合鍵なんて売ってませんからね。空港でしか開けてもらえません。

 

その場ですぐに開錠できました。

違う番号でもね!必ず開きます。

 

まあ、今後の鍵をかける手間が省けたって事で・・・

 

・・・て良い訳ないじゃん!!!

 

だけど、どこかに苦情を言う余力もなく

今月も鍵が開いたままのスーツケースを持って彼は出張へ出掛けました。

 

ちなみにスーツケースはSamsoniteです。

過去に何個か使ってますので、すぐに壊れるようなものではないと思いますよ。

 

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