extra credit・授業のエキストラクレジット・・・その2

毎年食べ物を持って行くとクレジットをくれるフランス語の授業。

今年のお題はインターナショナルフードです。

うちの子は昨年と同じ友達二人でチャレンジすることになりました。

相談の結果ブラジルの”アサイボール”を作ることに。

ちなみにお友達はアメリカ人でブラジルとは何の縁もないそうです。

 

昨年のキングケーキとは違い今年はヘルシー思考ですね。

さらに調理も簡単!

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メインのアサイは友達が揃えて持ってくる事になりました。

バナナは黒くなってしまうので、他のものを用意したら冷凍庫へ。

翌日の朝、切ったバナナをトッピング。

そして完成!

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いい感じ!これは一口味見してみたかった〜。

 

このお友達とペアを組んで料理を作るのはもう3年目。

去年まではどちらかの家に親が車で送り迎えしていたのが

今年は友達が自力で自転車でやって来ました。

そんなところにも子供たちの成長を感じます。

 

材料も自分で調べて自分で買いに行こうとしてました。

学校のお向かいにTrader Joe'sがあるので車がなくても一人で行けます。

結局は私が買い物ついでに揃えて来たんですがね。

 

フランス語の授業とは直接は関係ないのかもしれませんが、

とても貴重な体験を味あわせてくれるエキストラクレジット。

子供にとっては得るものも大きな授業です。

 

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extra credit・授業のエキストラクレジット・・・その1

こちらの学校では先生が良くエキストラクレジットというものをくれます。

ボーナスポイントと言えばわかりやすいでしょうか。

 

例えば学校のサイエンスフェアー等のイベントに参加したり、

宿題を人より多くやったり、親が説明会に参加したりすると、

先生がそれをポイントにしてくれます。

ポイントは成績の評価にプラスしたり、宿題免除チケット1回分をくれたり、

先生の裁量で色々なパターンがあります。

 

うちの子は中学・高校とフランス語を取っているのですが、

どちらの学校でもフレンチの先生は

食べ物を作って持ってくるとエキストラクレジットをくれました。さすが美食の国。

 

我が家はフランスに縁もゆかりもなく、勉強を教えてあげる事も、

日常生活にフランス語を取り入れるおしゃれな事も出来ないので、

少しでも我が子の点が上がるならと母は毎年奮闘しているのです。

食べ物を作ると言っても子供一人でできる訳がなく、

結局母の手伝いが必要ですからね。

 

ある年はブッシュドノエル、

ある年はクレープのnutella添え。

nutella・ヌテラというのは皆の好きなチョコレート風味のスプレッドで

ジャンクフードの代名詞。

どちらも何とか作りましたよー。

 

そして昨年のお題はキングケーキ。

何それ?

 

ちょうどマルディグラというお祭りの時期で、お題を調べる事から始まりました。

レシピは出てくるけど、食べた事もなく。しかもこちらのレシピはかなり大雑把。

さらにインターネットと格闘した所、ケーキミックスの存在を発見!

早速車を飛ばし、お店の人も気づかなかったミックスを苦労してゲット!

友達と二人で作り上げました。

 

じゃーん。

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うっわぁ、びみょーな仕上がり!

ケーキは少し焦げ気味。

甘いケーキ+アイシング+砂糖

中に小さな人形を仕込んであります。これも伝統に習って。

色はマルディグラカラーでそれぞれに意味合いがあるようです。

 

甘いもの好きの子供たちでもこれが成功だとは思っていなかったようですが、

クラスではそれなりに好評で、この年の成績は無事にAを取る事が出来ました。

メルシー♫

 

近頃流行りなもの・・・SPINNER・スピナー

子供の流行り廃りは早いもの。

そして、中学では何故これ???というものが流行ります。

 

次の流行はFidget Spinner・スピナー!

 

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この真ん中の丸を指で押さえて、周りの部分をくるくる回すのです。

はい、それだけです。シンプルですね。

 

元はADHDの子供の集中力を強めるとの物だったらしいのですが、

これを使って華麗に回す映像がYouTubeで人気を博したそうで、

子供たちの中ではCOOL!カッコイイ!となったみたいです。

 

色や形はバリエーションがあります。

Products Archive - Addictive Fidget Toys

 

その他にも同じくADHD用で

プチプチと小さなボタンを押して楽しむ四角い物体

とやらも流行ってるそうですよ。

 

さあ、そしてこちらは我が子がインターネットでスピナーの構造を調べて作った作品。

玄米フレークの箱を切って作りました!

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なんとか回ります。

子供からスピナーを”買って”とも言われてないのです。

どうせダメだと思って聞いてもこないのでしょうか?ちょっと不憫に思えました。

 

スピナーで我が子の集中力も上がるなら、買ってあげるんだけどな〜。

 

2ヶ月ほど前の流行として記事に書いたスライム。

まだ流行ってます。

あの頃は近所のお店で材料になるGlueが軒並み売り切れになりました。

今では1ガロン(3.79リットル)入りで売ってます。

さすがに大きなことが好きなアメリカ!でも初めて見ました。

 

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大雑把 その4 中学の家庭科

子供が中学校の家庭科でString Bagを作って来ました。

 

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私も中学の家庭科で作りました。”ずた袋”って名前だった。イケてないわ〜。

 

授業料が無料の公立校なので、この材料費も無料です。

数ある布の中から、

大阪のおばちゃんも真っ青なトラのデザインを選んだ

我が子のセンスもいささか疑問です。

 

写真で見る限りはきちんとしたバッグに出来上がっています。

確かに機能はしそうです。

 

ただ、日本の家庭科と大きく違ったのは

 

1:布の端を折って解けないように縫っていない事。

日本では端を三つ折りにして、しつけ縫いをしてからミシンがけでした。

これは端の処理をせずにいきなりミシンがけ。

 

2:下に縫い付けてある紐はただ布の表面にミシンでくっつけただけ。

紐の端っこもボサボサのまま。

私の時は布と布の間に紐を挟み込んだ上でミシンがけ。紐はバッグの脇から出るはず。

これは片面の隅にくっついているので

肩にかけた時のバランスが取りにくい。

 

という事で重たいものは入れられそうにありません。

きちんと先生の指導通りに縫ったそうです。

 

ちなみに小学校からこれまでで裁縫が出て来たのは初めてです。

おそらく今後も選択しない限り授業には出てこないでしょう。

あとはお菓子を1〜2回作ったら家庭科はおしまいです。

 

あとプールも2回しかありませんでした。

生徒が増えてプールの回数が極端に減ってます。

それも入るか入らないかは生徒の自由だったそうで、

我が子は1回だけしか泳ぎませんでした。理由は寒いからだそうな。

 

上の子の頃は体育ではプールの日がもっと沢山あって、

それもいきなりスイミングテストでした。

学校は泳ぎを教えてくれる場だと思っていたのでびっくり。

一定の距離を一定秒数以内に泳がなくては合格がもらえないので、

授業前にプライベートで練習する子達が結構いました。

自宅にプールのある家庭も多いのと、

あちこち遊びに行ったついでに泳ぐから

学校が教えなくても皆泳げるもんなんですよね。

 

裁縫の布の端の処理とか、泳ぎ方の練習とか

日本のように丁寧に教えてくれるものは少ないと感じています。

 

 

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STEM教育・Julia Robinson Mathematics Festival

ホワイトハウス主導のSTEM教育だという事で

Julia Robinson Mathematics Festivalという子供向け数学のイベントに

物見遊山で出かけて来ました。

 

このイベントはAmerican Institute of Mathmaticsという団体が主催で

全米各地を回っています。

 

出掛けた場所はスタンフォード大学のAlumniセンター。これもまた素敵な所です。

着席でも400名のパーティーが可能なホールに円卓をぎっしりと並べ

卓上にはパズルやクイズ、考えさせるアクティビティがあり

好きなテーブルに行って問題を解く形式。

 

あるテーブルには立体パズルが置いてあって立方体を作ったり

プリントだけが置いてあって問題を解いたり

子供のレベルに応じてできるものが多かったです。

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写真はアクティビティの一部。

数学の公式を解くのではなく

ゲーム感覚で考えさせるものがほとんどです。

 

全てのテーブルにボランティアが付いていて、説明をしてくれます。

私も申し込み時にボランティアは可能としておきましたが、

全く声はかかりませんでした。

かかってもちょっとできなかったな。英語もそうだし、数学的な説明もできないわ〜。

全部で何種類のアクティビティがあったかな?30くらいかしら?

とても時間内に全ては回りきれません。

 

さらに隣接した居心地のいい中庭 Ford Gardenには

フルーツやドリンクなどがおしゃれに準備されていて、

付き添いの親は心地の良い庭でコーヒーを飲みながら待つことができます。

 

スナックのパーティー設置が完了した途端、

ジュースやチップスに溺れる人がいるかと思いきや、ほんの少数派。

外で早々に遊び出す子供はチラホラと出ましたが、

ほとんどの子はわき目もふらずにゲームをしていました。 

そしてこちらの人らしく

早めに退散する人が多かった。

 

我が家も頭を使って疲れたので、終了時間前にスナックを食べて帰りました。

 

この小規模なものは良く学校でMath Nightなどと称して開催されます。

子供はこういうイベントに出掛けたがるので

数学好きにさせるきっかけ作りにはとてもいいイベントだと思います。

 

 

Julia Robinson Mathematics Festival: Home

 

理系なナンバープレート

シリコンバレーは理系の聖地です。

 

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炭酸ガス!

CO2とH2OがリアクションするとH2CO3ができます。

炭酸ドリンクを開栓するとシュワーっとなるのはこのためですね。

 

この車のオーナーが何を言いたかったのかは良く分かりませんけど。

一つお勉強になりました!

 

 

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派手好き

アメリカ人の派手好きは想像に難くないと思います。

色々な物に度肝を抜かれるのです。

今日、スーパーの花売り場でびっくりした光景。

 

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着色の胡蝶蘭がいっぱい!

ガーベラなんかも良くカラーインクを吸わせて色をつけたものを売ってます。

花瓶の水がインクの色になっちゃうの。

 

ものすごく不自然に感じるんだけど、好きな人も多いんでしょうね。

我が家には真っ白な胡蝶蘭が咲いています。気高く見えて好きなんだけど、

それじゃあつまらないのかしら。

 

春先で沢山の花が咲き誇って店先の花の種類が増えると同時に

母の日に向けて色々な花が売れる時期でもあります。

母の日前は花の値段が高くなるので注意です!