大統領支持者によるイベントの計画に伴う注意喚起

大統領が変わってからじわじわと人種に関する良くない雰囲気が広がっています。

 

先日は近くのユダヤ人コミュニティーセンターに爆弾予告電話が入り、

施設は2時間クローズされました。

ここは高齢者向けの宿泊施設のほか、学校、スポーツジムやコンサートホールなど綺麗な設備で人種を問わず利用されている大きな施設です。

来てみればユダヤ人カラーはそれほど濃くなく、

文化的で立派な施設だという事がわかるのですが。

ここはガードマンを含めた警備を強化したそうです。

 

爆弾予告は全米で起こっていて、ついに地元にも来た感じ。

同日にベイエリアで3箇所のユダヤ人施設に対して脅迫があったそうです。

 

先日はトランプの演説を見ながら

テレビの前でこれ見よがしに拍手している白人の老人がいました。

周りには明らかにラテン系の人とかいるのに・・・です。私もだわ〜。

たった一人でしたけど。なんであえてそんな行動を取るんでしょうね。

 

この週末に向けて領事館から警戒メールが入ったので全文紹介しておきます。

 

今週4日(土)にトランプ大統領支持者等による行進を伴う集会が計画されていますので,ご注意ください。

在留邦人及び旅行者の皆様へ
在サンフランシスコ日本国総領事館

当地報道によりますと,今週4日(土),全米各地(ワシントンD.C.ほか31州49カ所)でトランプ大統領の支持者等による行進を伴う集会が計画されています。主催団体ホームページ等の情報によると,当館が管轄する北カリフォルニア及びネバダ州内で計画されている集会は以下のとおりです。

【北カリフォルニア州】
◆ バークレー(Berkeley)
時間:14:00~17:00
場所:Martin Luther King Jr. Civic Center Park
2151 Martin Luther King Jr. Way
【ネバダ州】
◆ ラスベガス(Las Vegas)
   時間:12:00~
   場所:Trump International Hotel Las Vegas
           2000 N Fashion Show Dr., Las Vegas, Nevada 89109
◆ リノ(Rino)
   時間:9:00~
   場所:Reno Arch
           155 N. Virginia St., Reno, Nevada 89501

先月1日には,カリフォルニア大学バークレー校において,同大学の共和党員が企画した講演会の中止を求める抗議活動が,花火や煉瓦を投げつけ,店舗の窓ガラスやATM機を破壊する等の激しい暴動へと発展し,イベントは中止となり,負傷者や逮捕者が出る事態となりました。
今回の集会は,バークレー大学に近い場所で計画されていることから,治安当局は,今回の集会が2月の講演会での暴動のような事態になることを懸念しています。
一見平和的な集会であっても,群集心理により容易に破壊活動や略奪行為等に発展し,時として現場は非常に危険な状態となりますので,皆様におかれましては,テレビやインターネット等から滞在地域における最新の海外安全情報の入手に努めていただき,本件には十分にご注意ください。

アップルカー・Apple Maps Vehicle

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この辺ではグーグルの車は毎日のように見かけますが、

アップルの車は珍しかったので写真に撮ってみました。いまいちピンボケですが。

車体が真っ白で、小さめにアップルマップ等のロゴがサイドの上の方に書かれていて、なんだかオシャレに見えたのです。

派手で目を引くことの多いグーグルの車よりも新鮮。

 

アップルマップのデータのために走らせてるとか。

アップルが自動車を出すかもという噂はどうなんでしょうね?

車体にそのままアイフォンをパコっと置いて

マップとかが使える車なら大歓迎なんだけどな〜。

学区からのメッセージ、反トランプ その2

政権が変わってから、矢継ぎ早にいろいろなニュースが流れ、

その度にどうしてなんだろうと暗い気持ちになります。

有効なビザを持った優秀な学生が出身国を理由に手錠をかけられ入国できなかったり、

今度は性転換をした生徒が望んだ性のトイレを使えなくなると言う

基本的人権を無視したようなニュース。

 

実際、こちらに来て感じましたが、

LGBTコミュニティーと呼ばれる性転換やゲイの人たちに対する逆風は

根深いものがあります。

ゲイで有名なサンフランシスコがこんなに近く、

こんなに沢山の人達がいるにも関わらず、

宗教的観点などから反対する人も多く、その度合いも強いです。

 

近隣学区の小学校の先生がレズビアンである事をカミングアウトした所、

母親たちが拒否反応を起こし、教師が学校を変わらざるを得なくなったとか

(パロアルトの学校に来たそうですよ)。

 

うちの子の小学校は校長先生がゲイでした。

彼はパートナーがいて、女性役。My husband and I.....ってメールに書くくらい。

とってもおしゃれで明るく、評判のいい人で、一度軽く挨拶しただけで

私の事もすぐに覚えてくれました。もちろん生徒の名前も全員覚えています。

家庭の事情で十分に朝ごはんを食べられない子供達に

いつも自分のお金で朝食を用意してあげる優しい人でした。

評判が良く10年間校長を務めた後、

今は他州に旦那様と住んでいます。

 

さて、トランプ政権の新決定ですが、パロアルトの学区にいる限り適応はされません。

学区長からもメッセージがありました。

生徒は安心して自分の選択したトイレを使う事ができます。

さらに今後も男女共用のトイレを増やして行くそうです。

 

以下、興味のある方のために学区長からのメッセージの原文を掲載しておきます。

The first is to assure our community that both the laws of California and the policies of the Palo Alto Unified School District protect our transgender students! While the Executive Branch of the federal government - with apparent support of the U.S. Secretary of Education - rescinded a previous Executive Order, which had instructed schools to allow students to use the restrooms that match their gender identity. The new ruling leaves that decision to states and local districts, and we are not planning to make any changes. In fact, all of our schools have or will soon have gender neutral washrooms, and I am proud of our district’s leadership in supporting our transgender students. As I noted in some recent interviews, it would behoove Secretary DeVos to visit our PAUSD schools to see excellence in action – including how we include and care for EVERY child. (Who knows, maybe our award winning middle schools will get her attention!)

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

 

 

Doodling・いたずら書き

授業が暇な時、いたずら書きしちゃいますよね。

よく見るパターンがこれです。

四角い漢字と違って、丸い英語はこうなりがちなのよね。

 

うちの子の算数は大丈夫だろうか・・・。

 

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学校が貸し出すラップトップとプライバシー

パロアルト学区では小学生からインターネットを使った授業が行われ、

中学や高校ではクロームブックを生徒に無償で貸し出しています。

その数はすでに5500台近くになっているそう。

さらにiPadやMac book、デスクトップパソコンを貸し出している学校も

多数あります。

 

参考までに過去記事はこちら。

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

 

歓迎する親もいれば、我が家のように子供のスクリーンタイムを制限した親もいます。

ネットに接続しないと宿題ができないし、

宿題で使うウェブサイトも先生によってまちまち。

ペアレンタルコントロールをかけていると

しょっちゅう設定を変える事になって面倒臭いです。

我が家ではその時だけ、私のラップトップを使わせたりしてますが、やっぱり不便。

 

2週間ユーチューブ漬けになってしまった中学生などもいます。

〜ピコ太郎が人気になったのにはこんな背景もあるのかしら?〜

という事で、間も無く親たちが子供のアクティビティを監視できるようなソフトが

インストールされることになりました。

それだけで1万ドル以上かかるそうです。

寄付の多い文化だけど、しっかりビジネスしている所はあるんですね。

今回使われるソフトはその名も”セキュリティー”というサンノゼにある会社。

 

当然、高校生などからプライバシーの侵害だと反発が出ていますが、

学校が貸し出すものですしね。これは仕方がない。

今後も親たちとセキュリティなどを考える話し合いが予定されていて、

いろいろな対策が立てられるみたいです。

興味のある人はいつでも話し合いに参加して意見を言う事ができます。

 

試験的に始まったデバイス貸し出しプログラムも

こうやって少しずつ定着して行くのでしょうね。

犯人はTSA?悪質ないたずら

日本への飛行機で主人のスーツケースの鍵に悪質ないたずらをされました。

皆さんも要注意!

TSA仕様の鍵の番号が変えられていたのです。

 

これがその鍵

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自分で設定した番号でロックして、飛行機に搭乗。

目的地に着いて開けようとしたら開かない!これは悲劇!

どうします?また空港に戻って誰かに開けてもらう???

 

主人は番号を変えられたかもしれないと思い

だとすると変えられた所は一箇所で、番号も元のものに近いだろうという前提の元

一つずつダイアルを回して確認していきました。

BINGO!

自分の設定した数字一箇所の1を0にしたら開いたそう。

〜写真は撮影用に全部0にしてあります〜

 

誰が番号を変えたの?????

空港で鍵をロックしてカウンターで預けたのです。

この番号設定はロックが開いた状態じゃないと変えられません。

飛行機に乗る前から目的地に着く間に鍵を開けられるのは

TSAのスタッフ以外いないじゃないですか。

 

どのスーツケースもこの番号をずっと使っているから、

番号を勘違いしていた可能性はありません。

 

このタイプ、鍵の番号を変えられてしまったら開ける事ができなくなります。

鍵で開けるタイプより鍵をなくす心配がなくて安心!って思ってたのに、逆に大変!

 

今度は私が日本行きの飛行機に乗る事になりましたが、

怖かったのでスーツケースに鍵をかけずに預けました。

 

こんな事、しょっちゅうあるとは思わないけど、TSAは良くない噂を耳にします。

皆さんもお気をつけ下さい!