絵本のおまかせバッグ

パロアルトにはChildren'sLibraryという図書館があります。

アメリカでは一番古い歴史を持つ子供専用の図書館。

スパニッシュ・コロニアルスタイルの建物で暖炉なども子供サイズ。

静かな中庭もあり、とても可愛らしい作りです。

 

同じくスパニッシュスタイルのシアターなどと隣接しているのですが、

このあたりの建物は全てLucie Sternという人の寄付によって作られました。

 

こちらの図書館は色々とイベントを開催します。

子供向けに本を読んでくれるStory timeは毎週いろんな企画があり、

お世話になった人も多いはず。赤ちゃんから小学生まで楽しめます。

動物を呼んで来て紹介してくれたり、歌手が来て歌を歌ったり、

パペットや手品のショーを開催したり、ゲームやクラフト、パレードの参加などア

イディアも次々と出て来ます。

 

先日訪れたらまた新しいことを始めてました。

 

Storytime Bags ...on the go

 

このバッグパックの中に絵本が詰まっていて、バッグごと借りて帰れるとの事。

何ともアメリカンな発想だなと思いますが、忙しいお母さんにはピッタリかも。

 

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トランプ政権から移民の子供たちを守るパロアルト学区のメッセージ

シリコンバレーに住む人の半分は母国語が英語以外。

パロアルトのあるサンタクララカウンティは

38%の住民が海外生まれと言われています。

 

違法な移民の割合はどの程度かはわかりませんが、

大統領選挙が終わって、恐怖を感じた人は多いはず。

 

そんな状況でパロアルトの教育学区から

選挙直後に頼もしいメッセージが出されました。

”どんなステイタスの子供でも教育を受ける権利がある”

学区は子供を守る方針だというもの。

1994年からこの方針なのだそうです。

 

そして年末からいろいろな動きがあり、先日、ボードメンバーの会議で

正式に子供を守るメッセージが全会一致で採択されました。

 

トランプは不法移民を強制送還すると言っていますが、

そのような行為は学校内はもちろんの事、

学校の前後や勉強の妨げになるような場所では許されない。

管轄する役所とも取り決めしたとの事。

かなり強いものです。学区にここまで権限があるのかと驚きました。

 

スタンフォード大学も移民のsanctuary(避難所、聖域)を作ろうと

学生たちが早々に動いていました。

 

参考までに。選挙直後にウェブサイトのバンと出されたメッセージがこちら。

 

Services for Children of Undocumented Immigrants

Adopted January 1994 – Reaffirmed July 2012 – Community Concerns Commission

The California State PTA recognizes that the United States is a country of immigrants and that the resulting blend of cultures enriches our nation.

The California State PTA believes all children who reside in California, regardless of their parents’ immigration status, have the right of access to a quality public education, adequate food and shelter, and basic health services. PTA also believes the congressional and executive branches of the United States Government must bear full responsibility for federal immigration policies and the resulting fiscal impact on the states.

The California State PTA further believes that it is in the interest of all Californians to ensure that all children, including the children of undocumented immigrants, have the opportunity to reach their full potential and become productive members of society.

 そして今回採択された方針。興味のある方はどうぞ。

https://www.pausd.org/sites/default/files/pdn-news/attachments/Resolution2016-17.06ENGLISH.pdf

 

政権が交代する前にこのような体制が整って良かったです。

 

ちなみに大統領の就任式の週末には

Woman's marchというイベントが全米規模で予定されています。

人権や尊厳などを掲げ一致団結をするのが目的とされています。

誰も言わないけど、反トランプ運動です。女性以外も参加可能。

オバマ政権の時にできたティーパーティー運動みたいな感じかしら?

 

すでに周りのお母さん達は参加を予定しています。

誘われていたランチ会も日程がかぶるからとの事で翌週になりました。

 

どっぷりと民主党支持の文化に浸かっている環境を感じています。

 

 

Pineapple Express 大雨

大規模な干ばつが続いて庭の水やりにも制限が続いてるベイエリアに

大雨がやって参りました。

恵みの雨・・・を通り越していますね。

North bayでは川が氾濫。

Tahoeなど山には大雪。スキー場のリフトが埋もれている所も。

パロアルトも半分が洪水地帯。川の幅が狭いのですぐに水かさが増します。

この所水が流れていなかったcreekも気づけば濁流。

水位計もほぼ満水になっている所が出ました。

 

でもなんでだろう、まだ深刻な被害がないせいか

少し明るい騒ぎ方をしている気がします。

 

川が氾濫している地域のニュースでも住民がカヤックに乗って移動している映像が

ニュースに流れるけれども、笑顔だったりしてなんだか微笑ましい。

 

ストームだーって騒ぐけど、風速は10〜20マイル、

日本の秒速だと5〜10メートルくらいで話題にもならないような感じ。

日本だったらずっと強風が続くけど、

こっちは無風で時々風が強くなるガスト、風の息というタイプ。

木が多いので、そこら中に枝が落ちて、大木が倒れるニュースはあります。

この大雨も7年ぶりとか色々言われていて

年間降水量の30〜50%の雨が降るらしい。

 

日本だったら注意報や警報はニュースで報道されるから緊迫感が漂うんだけど、

こちらのadvisoryをテレビで見る事は稀。

コメントでちょっと触れる程度。警報文を読み上げたりという事がない。

もっとシビアな現象になったらするのかしら?

 

何よりもニュースを明るく感じさせるのは大雨をもたらしている前線システムの名前がPineapple Express/ パイナップル・エキスプレスだから。これは緊迫感がない!

フルーツの宅配かフードコートのレストランかと思っちゃう。

 

なんでも雨の元になる湿気の供給源が

ハワイ近くの熱帯太平洋から来るからこの名前なんだそうで。

なんだかこの雨も美味しそうに感じてきちゃいます。

 

とは言え、大雨は大雨で、

まだまだ次のストームがやって来るそうなので油断せずに過ごします。

 

では、こちらの方が雨の日に使う締めの挨拶でまとめます。

Stay dry!

 

 

Husband's job・・・その2

旦那様に仕事以外の事はさせないようにするという間違った愛情を注いでいることから日々私がこなしているHusband's jobの続き。

 

もう一つ、今週終えたのが、洗面所の棚の扉の作業。

ある日扉を開けたら、はめてあった鏡がごっそり落ちてきて、

どうやったのかよく覚えてないけど、片手で鏡を割らずに無事キャッチできたので

もう一度元のように直してみました。割れなくて良かったよぉ。

 

結構立派な扉だと思ってたんだけど、木枠に鏡を接着してるだけ。

釘とか落下防止の金具とかもない。

 

アロンアルファでつける訳にも行かないのでネットを見た所、あるわあるわ、

いろんな情報がごっそり!みんな自分で直してるのねー。

 

そして見つけたのが、工事用の接着剤。スーパーグルーと言われる種類。

鏡用というのも売られていたのだが、もうちょっとプロっぽいものにした。

写真の片隅に写っているんだけど、30センチほどのボトルに入っています。

業務用のグルーガンにセットして使います。

猛毒との事なので手袋をして屋外での作業です。接着剤に触れてもいけないそうです。

 

グルーガンの使い方から、ボトルの開け方まで、接着剤の中身を出すまでに右往左往。

途中の来客を含め一時間かかってしまった(涙)

 

でもここまでくればあとは簡単!

どのくらい出せばいいか分からないから適当にボール状に接着剤をつけて、

鏡を載せて重りを置いて密着させるだけ。

 

<前>

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<後>

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どや〜〜〜〜!

 

結局この扉が結構重くて、ネジで止めるときに旦那様の手を借りてしまった。

同様に外し方も良く分からず旦那の指示を仰いだのでした。

今回は私のhalf husband's job、でもdone!終了!

 

 

siliconvalleyway.hatenablog.com

 

Husband's job

The husband's job

読んで字のごとく”旦那の仕事”

”日曜大工”みたいな作業の事を呼んだりします。使われ方は色々です。

 

我が家では、

旦那様を仕事に専念させてあげたい!

・・・という間違った愛情から、ほとんど私がやっています。

 

日本人だからね。

アメリカ人だったらこのduty(義務)を旦那がやっていないという事で

離婚の原因にもなります。

 

私、ノコギリもひけませんよ。非力だし、釘もまっすぐ打てない。

でも業者の仕事のレベルがイマイチなこの国では、

ホームデポから買ってきて自分でやった方がずっとマシな事が多々あります。

だって、業者さんもどうせホームデポで買うんだもん。

おかげで色々な物の作りに詳しくなりました。

 

過去にやったことはトイレタンクの補修・パーツ取り替え(複数回)、網戸の補修、コンクリを鋤で打ち崩す、蜂の巣を年に10個くらい取り払う、幼稚園の父の日イベントに父代理で参加する、車のちょっとしたメンテナンス、洪水対策にサンドバッグを沢山作り運ぶ、ピアノを持ち上げて下に電話帳を挟む、屋根の上から日除けテントをセットする、雨どいの補修工事をする、雨漏り対策にgroutを塗る、ドアノブを外して組み替える(クローゼットの鍵が中からしかかけられない何も考えていない作りになってた為)、

なんだか次々出てくるぞ。

子供のブランコを庭の大きな木にぶら下げる作業を脚立に登ってしていた所、

ご近所さんが数人集まってきて”ここの家のご主人は出張が多いから”

などと必要以上に同情を買った事もありました。

注)皆、近くで話しかけてきて同情するだけで、誰も手伝ってはくれませんでしたよ。

 

で、本題に戻すと、最近また作業をしたので、写真をアップ!

一つ目は洗面所のシーリングが甘くなってきたので、やってみた。

まだまだ下手だけど。次はお風呂場だ〜!

 

<前>

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<後>

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どうだー?

 

長くなったのでもう一軒は後ほどアップします。

国会議員の宣誓式でDAB!

小中学生の間でなぜか流行っているDAB。(下の過去記事参照)

新春早々、笑えるニュースが飛び込んできました。

 

Congressman's son dabs during official swearing-in photo, adults don't get what's happening

 

先日の選挙で選ばれた国会議員達が聖書に手を置いて宣誓する公式なセレモニーで、

議員の息子がDABをした。大人は意味が判っていなかったけど。

 

www.cnn.com

 

CNNニュースもDABとは・・・という解説をしながらのニュース。

下院議長がツイッターで、

まだDABが何なのか分からないけどってつぶやいていて可笑しい。

 

SNSでもまだまだDABしてる子供達の写真を見ます。

この不思議な流行はもう少し続きそう。

 

そうそうPPAPも中学生には人気です。高校生は知らないかも〜。

年末は日本のテレビでたっぷりとピコ太郎で笑わせてもらいました。ありがとう!

 

 

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

 

日本にいる頃は正月三ヶ日は年賀状やテレビで新年の新鮮な気分に浸れましたが、

こちらはサンクスギビング、クリスマスと一年で大きなイベントが続いた後なので、

正月はなんというかクリスマスの余波みたいな扱いです。

ニューヨークにいればもっと盛り上がるのでしょうか?

シリコンバレーでは元気な人はどこかでカウントダウンをして、

ちょっとした花火を見て、

resolutionと言う一年の抱負のようなものを言って

見てスポーツジムに行こうと”思う”日です。

 

1月2日から普段の生活が始まります。

今年は1日が日曜日だというカレンダーの都合上、

2日が振替休日=observedになりました。

子供達の学校は休みですが、習い事は始まっちゃいましたよー。

 

決まって日本が恋しくなるのもこの時期です。

 

さて、私の本年のresolution。

アメリカの教育ネタを書こうと昨年に始めたブログで、脱線し続けておりますが、

今年は本題に迫れるようにすることです。

どうぞ宜しくお願いします!